不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/6

川崎駅近くで1万人規模のアリーナを含む複合開発

複合施設イメージイラスト(多摩川側からの視点)

 京浜急行電鉄(株)と(株)ディー・エヌ・エーは3日、新アリーナを核とするまちづくりの共同検討を開始したと発表。

 開発地は、「京急川崎」駅に隣接する約1万2,400平方メートルの土地で、現在は自動車教習所として使われている。同土地にアリーナ、宿泊施設、飲食施設等の商業施設を含む複合施設を開発する。2月24日、地権者と両社が土地賃貸借契約を締結した。

 日本国内にとどまらず、海外からの訪日客も迎える「世界にひらかれた複合エンターテインメント施設」を目指し、開発に当たってはSDGsの観点から、最新の環境技術や再生エネルギー等の利活用も検討する。

 今後はより具体的な基本設計及び各所との連携を進め、施設の建設・運営だけでなく施設周辺エリアの新たなにぎわいづくり、経済活性化を目指してプロジェクトを推進する。25年に着工、28年10月に竣工・開業の予定。新アリーナはDeNA 傘下のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」がホームアリーナとして28−29シーズン(28年10月開幕)より使用する。

この記事の用語

SDGs

国連が定めた世界が共通に達成すべき目標。SDGsは、英語のSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。