不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/8

JR東、国立にグループ初の木造商業ビル

木造商業ビル「(仮称)nonowa国立SOUTH」外観

 JR東日本グループの(株)JR中央線コミュニティデザインは7日、グループ初の木造商業ビル「(仮称)nonowa国立SOUTH」を着工したと発表した。

 計画地はJR中央線「国立」駅南口に隣接。敷地面積約840平方メートル、延床面積約2,450平方メートル。木造(一部鉄骨造)地上4階建て。

 設計施工は(株)大林組。防耐火の要件が厳しい防火地域内に位置していることから、大林組の耐火木造技術である木柱と鉄骨梁のハイブリッド木造技術を導入する。
 構造部や内装仕上げ部に積極的に木材を採用。約150tのCO2量を固定化する。内装仕上げ等には、地域の木材である多摩産材を使用し、林業・木材産業をはじめ、地域経済の活性化に貢献。森林資源の循環利用促進に寄与する。

 これらの計画により、先導的な木造建築物として認められ、2022年11月に国土交通省の「令和4年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」として採択されている。開業は24年春の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。