不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/20

相鉄不、バンコク郊外で分譲マンション開発

中央が竣工済みの「Space Mega I」、右が工事中の「Space Mega II」

 相鉄不動産(株)は17日、タイの自動車部品大手・タイサミットグループのReal Asset Development Co., Ltd(以下、「リアルアセット」)と共同で、分譲マンション開発プロジェクトに参画すると発表した。

 投資ファンド運用を手掛ける(株)マーキュリアインベストメントと共同で、2021年に現地日系JV会社Sotetsu Real Estate(Thailand)Co., Ltd.(相鉄不動産タイランド)を設立。リアルアセットが設立した、同プロジェクトを開発・運営するMega Space 1 Co., Ltd(メガスペース1)の株式総数の49%を取得し、リアルアセットと共に事業を推進する。バンコク都内の分譲マンションプロジェクト「Tne Stage Mindscape Ratchada Huai Khwang(ザ・ステージ・マインドスケープ・ラチャダ・ホイクワン)」に続く海外分譲住宅事業の第2弾。

 開発地はバンコク郊外・サムットプラカーン県バンナーエリア。ランドマークである大規模商業施設「メガバンナー」の隣接地で、「Space Mega I」(総戸数1,336戸)、「Space Mega II」(同1,003戸)の2棟の分譲マンションを建設する。「Space Mega I」は、敷地面積約6,864平方メートル、販売面積約4万921平方メートル、専有面積28.52~62.55平方メートル。「Space Mega II」は、敷地面積約5,600平方メートル、販売面積約3万3,089平方メートル、専有面積28.52~62.42平方メートル。いずれも地上35階建て。

 共用部には、リビング、キッチン、会議室、フィットネス、スカイプール、ジョギングトラックなど多彩な施設を設け、競争力を強化する。

 「Space Mega I」は竣工済み、24年2月に引き渡し予定。「Space Mega II」は24年4月竣工、同年10月引き渡し予定。

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