(株)からくさホテルズは「からくさホテルカラーズ東京八重洲」(東京都中央区、客室数95室)を31日に開業する。全国では7件目、東京では3件目のからくさホテル。
JR「東京」駅八重洲中央口から徒歩6分、東京メトロ・都営浅草線「日本橋」駅から徒歩4分。2022年9月にオープンした「バスターミナル東京八重洲」にも至近で、日本国内旅行の拠点にできる立地。
敷地面積336.15平方メートル、鉄骨造地上16階建て、延床面積4,322.6平方メートル。客室面積は21.4~31.5平方メートル。ダブル、ツイン、トリプルのほか、ワイドツイン、フォースなど8種類の部屋タイプを用意している。隣り合う客室を内扉でつなぎ6名まで利用できるコネクティングルームは52室確保した。
コロナ禍には室内で過ごす時間が増え、機能的なくつろぎの空間が求められたことから、コンフォートタイプの部屋にはプロジェクターと洗濯乾燥機を設置している。
ホテル2階にはラウンジを設け、朝食会場として活用。ラウンジタイム(14~19時)には菓子や軽食、飲料を宿泊者に無料で用意。バータイムにはワインをはじめとしたアルコールや酒肴もセルフサービスで提供する。バスや新幹線の待ち時間に仕事や休憩など自由に利用してもらえるよう、電源やWi-Fiも完備しており、宿泊者以外の一般顧客もこのラウンジを有料で提供できる。
マスコミ向け内覧会で、同社代表取締役社長の佐藤亮祐氏は、「当社が運営するホテルは、約半分がコネクティングルーム対応で、エキストラベッドを使うと6人まで泊まれる部屋を用意しており、インバウンドのグループ客のニーズに合致している。22年後半よりインバウンドを中心とする観光需要が回復してきており、ターゲットとしているアッパーミドル層の観光客を着実につかんでいきたい」と述べた。