不動産ニュース

2023/4/3

不動産・住宅各社で入社式(住宅メーカー)

◆大和ハウス工業(株)
◆積水ハウス(株)
◆積水化学工業(株)
◆住友林業(株)
◆旭化成ホームズ(株)
◆ミサワホーム(株)
◆トヨタホーム(株)
◆パナソニック ホームズ(株)
◆三井ホーム(株)
◆ポラスグループ

◆大和ハウス工業(株) 代表取締役社長 芳井敬一氏

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。今年度は、選考者約 3 万 9,000 名の中から 1.7%にあたる 685 名が当社に入社されました。当社を選んでいただいたことに、役職員を代表して心より御礼申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受け、これまでは入社式会場を分散して開催してきましたが、今年度は人生の新たな物語をスタートさせる全新入社員の皆さんの前に立ち、期待と希望を込めて5 点お話しさせていただきます。
 1 つ目は、当社の原点を知ることです。皆さんに本日お渡しする創業者の著書「わが社の行き方」は、これから皆さんが仕事を進める中で、行動の指針を定めてくれます。壁にぶつかった時には困難を乗り越えるためのヒントを与えてくれ、調子が良いときには冷静に判断する道筋を立ててくれます。愛読し、大いに成長してください。
 2 つ目が、”将来の夢”の実現です。昨年、当社は創業 100 周年(2055 年)に向けてあるべき姿を描いた“将来の夢”(パーパス)を公表しました。今から 32 年後には、皆さんは当社の中核を担う世代となっていますので、自身の夢と会社のパーパスを重ね合わせ、自己成長につなげてください。
 3 つ目は、感謝の気持ちを表すことです。今年度、当社は若い世代への期待を示すため、初任給の引き上げを決めました。皆さんはその初任給を使って、ご両親やお世話になった人などに感謝の気持ちを表してください。
 4 点目が健康管理の徹底です。働くうえで最も優先されることは皆さんの健康です。企業が良くなるのも悪くなるのも従業員の働きにかかっています。病気にかかった場合は、無理せず休養をとり、万全の状態で業務に臨んでください。これからは、健康管理も大切な仕事です。
 5 つ目は、私が掲げた 2023 年の一文字「遵」です。時代が移り変わっても決して変えてはならないのが遵法精神の徹底です。遵法精神を疎かにする企業は存続すら危うくなります。皆さんは業界のトップランナーとして相応しい社会人になってください。
 皆さんの成長が大和ハウスグループの成長を押し上げます。これからともにまい進していくことを期待しています。

◆積水ハウス(株) 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井嘉浩氏

 まずは、晴れて社会人になられたことおめでとうございます。そして、当社を選んでいただき、こうして一緒に仕事ができることに感謝申し上げます。

 昨年の入社式は、Web でご挨拶させていただきましたが、今年は3会場で、リアルで行えることに大変喜びを感じています。皆さんも、学生時代は様々な苦労をされてきたと思います。特にコミュニケーションの取り方には大変不自由なものがあったと思います。でも、もう大丈夫です。当社の社内の合言葉は「イノベーション&コミュニケーション」です。これからは、ここにいる同期や先輩たちと、大いにコミュニケーションをとってください。

 さて、皆さんは学生生活を終え、今日から社会人となったわけですが、社会人の定義って何だと思いますか。
 私は社会やそこで暮らす人たちに対して価値を提供する立場になったことだと思っています。 
 そして、皆さんが、色々な選択肢がある中で積水ハウスグループに入社されたということは、積水ハウスのあらゆる資源、例えば当社の技術力やブランド力、先輩たちが築いてくれた顧客基盤などを使って、お客さまに対し価値を提供することを選択されたということではないでしょうか。
 そのような意味では、当社の先輩の方々は 60 年もの間、どのような価値を提供してきたのでしょうか。少し振り返ってみましょう。

 まずは、創業から 30 年(1960 年~1990 年)を第 1 フェーズと呼んでいますが、当社は戦後の高度経済成長期における住宅不足を解消するだけでなく、住まい手の命と財産を守るべく高い耐震性や耐防火性能・耐衝撃性能など、「安全・安心」という価値をお客様に提供してきました。
 阪神・淡路大震災や東日本大震災は、不幸な災害ではありましたが、当社住宅は全壊半壊がゼロと、多くの命を守ることができました。

 次の 30 年(1990 年~2020 年)、第 2 フェーズでは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に代表される断熱や省エネ性能。お年寄りや子ども、さらに車いすの方など、全ての方にとって生活しやすいユニバーサルデザイン。アトピーなどに影響する室内の化学物質を軽減する空気環境配慮技術。最も心地よいリビングの広さや庭との関係を追及した「スローリビング」など、まだまだここで全てを言い表せませんが、様々な技術で「快適性」という価値を提供してきました。

 このように、当社は、常に最高の価値を提供し、我が国の住宅の質を常にリードしてきました。住宅と環境のことを、ここまで愚直に研究し続けてきた会社は、おそらく世界で当社だけでしょう。今、世界が当社の技術に関心を寄せています。アメリカ、オーストラリア、イギリスを中心に、当社の住宅に関する技術を世界のデファクトスタンダードにしたいと思っています。
 そして、当社は、2020年より第 3 フェーズの 30 年間に入りました。新たに「幸せ」という価値を加えたいと考え、NEXT SEKISUI HOUSE のグローバルビジョンを “「わが家」を世界一幸せな場所にする”としました。
 第1フェーズの「安全・安心」や第2フェーズの「快適性」は、さらに技術革新によって進化させながら、新たな価値を加えたい。また言い換えれば、「安全・安心」「快適性」といった強固たるハードがあるからこそ、「幸せ」という価値を追求できると思っています。

 例えば、その一つが 「プラットフォームハウス構想」です。家が住まい手の健康を見守っている、そんな家の研究開発をすでに進めています。

 また、賃貸住宅の管理をしている積水ハウス不動産においては、入居者の方々に、さらに幸せに暮らしていただくために、ブロックチェーン技術を用いたワンストップ型のサービス供給体制や、無人内覧にトライしています。

 積水ハウスリフォームも、さらに DX 化を進めることにより、新たな価値提案を行いたいと思っています。当社で建てていただいたので、図面だけでなく、設備から部材に至るまでのすべてのデータを当社は保有しています。これらを駆使することにより、最も適切な時期に、最も適切なリフォーム提案ができると考えています。また、地震や台風の際に、どの地域のお客様が、どれぐらいの被害を受けられ、どれくらい住宅に損傷があったのかなども AI などを使えばある程度把握できると考えています。

 積水ハウス建設は、積水ハウスの主要構造部である基礎と建方を施工する会社です。強固なスケルトンを施工する積水ハウス建設の技術は、住まい手の命と財産を守っています。そして今、この技術を積極的に海外に移植しようと試みています。また国内においても、この技術をオープンにし、外販していくことで、我が国の強固な住宅ストックの形成に寄与したいと考えています。

 このように、住宅業界はまだまだやらなければならないことがたくさんあると思っています。私は、住宅は「社会資本」だと考えています。社会資本とは電気、ガス、水道や鉄道、道路といった社会インフラや公共財を思い浮かべがちですが、住宅も立派な社会資本です。したがって強固なものでなければならないし、良質でなければならないし、サステナブルでなければならないし、そして美しくなければならないと考えています。
 このように、皆さんとともに第3フェーズである、NEXT SEKISUI HOUSE を構築していきたいと考えています。そのための合言葉は、冒頭にもお話した、「イノベーション&コミュニケーション」です。

 最後になりますが、世の中、そしてお客様に「幸せ」という価値を存分に提供していくためには、まずは、皆さん自身が「幸せ」になっていただきたい。幸せの基盤として、家族や友人を大事にしてください。また、プライベートな時間も充実させ、ON/OFF の切り替えをしっかりしてください。そして睡眠をよくとって、健康でいてください。
 自律というのは、自分で立つのではなく自分で律するの方の自律を思い浮かべてください。律するということは自分をコントロールするということです。今年は、これとこれのスキルを絶対身に着けようというのがキャリア自律になると思いますし、3年後、5年後にはここを目指そうと計画をたてることが自分を律していくことになると思います。
 スキルとか、キャリア的に成長することだけが自律ではなく、例えば、当社は男性育休を積極的に推進していますが今年はこれだけ休んで子育てに専念しようですとか、ご両親や親戚等、介護状態になられたならば、今年は自身のスキルアップは少しセーブして、時短制度も使いながら、介護に専念する年にしようというのも私は立派な自律だと思っています。自分を律して自分をコントロールしてスケジュールを立てることができるのは立派な自律です。そういう意味で皆さんは自律型の人間になっていただきたいです。そうなることで、イノベーション&コミュニケーションを重ね様々なイノベーションが生まれてくると思います。
 皆さんはこれからここに参加してどんどん価値を提供していく立場になります。当社は B to C ビジネスですので、世の中に価値を提供していくことで、新たなアイディアがどんどん生まれてくるはずです。そのアイディアをコミュニケーションによって、次のアイディア、次の戦略に生かしていくということです。また、皆さんが同期や先輩たちとコミュニケーションをしていく中でもっとイノベーションが生まれるかもしれません。さらに言えば幸せの基盤があって皆さんが自律型の人間になっているというのがイノベーション&コミュニケーションをうまく活用する秘訣かと思っています。

 もっともっとみなさんとお話をしたいですが、時間に限りがあります。皆さんとともに第3フェーズ、NEXT SEKISUI HOUSE を構築していって世の中にお客様に社会に新たな価値をどんどん提供していきたい、そんなことを夢見まして、私の歓迎の挨拶とさせていただきます。

◆積水化学工業(株) 代表取締役社長 加藤敬太氏

 新入社員の皆さん、積水化学グループへの入社おめでとうございます。心よりお祝いと歓迎の意を表します。皆さんに私からの期待をお伝えします。

 積水化学グループは、2030年に業容倍増を目指す長期ビジョンを掲げ、グループ一丸となって取り組んでいます。積水化学グループは、これまでも社会課題解決に貢献する製品を世の中に送り出すことで成長してきましたが、その製品や社会課題解決力は今後ますます社会から必要とされ、企業価値向上や持続的成長の原動力になります。私たちの仕事そのものがESGだと考えています。このような積水化学グループの姿勢は、「世界で最も持続可能な100社」への6年連続・8 回の選出をはじめ、世の中からも非常に高い評価をいただいています。皆さんは今日から、事業を通じて社会課題の解決に貢献できる会社の一員だという自覚と誇りをもって、これからの社会人としての人生を送っていただきたいと思います。

 新入社員の皆さんに覚えておいてほしいことは「自分自身の成長」についてです。皆さんはそれぞれの職場で社会人としての第一歩を踏み出します。時には自分のやっている仕事の意味に疑問を持つこともあるかもしれませんが、当社の仕事に意味のない仕事は何一つありません。そしてもっと大切なことは、仕事の意味は自分が決めるものだということです。そういう意識を持って仕事に取り組み、その仕事を通じて皆さん自身の成長をぜひ実現していってください。

 皆さんはこれから各部署で中長期の目標に向けた挑戦に加わることになります。この挑戦とは、部署の目標達成のために自分がどのように貢献できるかを考え、自分のありたい姿を描き、現在の自分とのギャップ、すなわち現在の自分に足りないところを認識し、仕事や自己啓発を通じて一歩ずつでも埋めようとすることです。このことを意識して日々の仕事に取り組むのと、意識せず単に頑張るというのでは、数年後の成長に大きな差が出てきます。そして、その成長を通じてさらに一段上の仕事に挑戦するチャンスが巡ってきます。

 積水化学グループは「挑戦」をキーワードに長期ビジョン達成を目指しています。挑戦を促す人事制度の改革や、失敗を咎めない組織風土の醸成も進めています。世界のさまざまな社会課題解決に取り組む積水化学グループの一員となった皆さんの成長と挑戦を、何よりも楽しみにしています。

◆住友林業 代表取締役社長 光吉敏郎氏

皆さん、社長の光吉です。本日は入社おめでとうございます。
住友林業を代表して、心から歓迎いたします。

皆さんをお迎えするこの日は、私自身の新入社員時代を思い出す日でもあります。
社会人として新しいステージに立ち、期待と不安で胸を膨らませながら、日々を過ごしていました。
おそらく皆さんも今、同じような気持ちではないかと思います。

また、皆さんのこれまでの学生生活において、新型コロナの感染拡大が与えた影響は、計り知れないほど大きなものであったと思います。
しかし、そのような環境下でも、自らを奮い立たせ、必死に何かを学び、就職活動にも真摯に向き合いながら、これまでの道のりを歩んで来られた皆さんに、心から敬意を表したいと思います。

さて、本日は、皆さんがキャリアをスタートするにあたり、私から 3 つのお話をしたいと思います。

まず、「住友林業グループの歴史と経営理念」 次に、「住友林業グループの事業のこれからの方向性」、最後に「皆さんに贈る言葉」です。

それでは、まず「住友林業グループの歴史と経営理念」についてお話しします。

当社の創業は、住友家が四国別子銅山を開杭した 1691 年に遡ります。当時、別子銅山の山林部門として、施設の建設資材や坑道を支える坑木、燃料としての木材調達を担ったことが事業の始まりです。

19 世紀後半に、銅の精錬による煙害や木材の過剰な伐採により荒廃した山を元に戻すために「大造林計画」を打ち出し、毎年 100 万本、多い年では 200 万本の植林を行い、現在のような緑を取り戻しました。それ以来、山林事業を拡大し、現在、国内に国土の約 800 分の1にあたる約 4 万 8 千ha、海外でも約 23 万 9 千 ha の森林を所有・管理しています。

高度経済成長期には、増加する建築資材需要を担うべく、木材建材事業を立ち上げました。国内外の木材調達網を整備し、製造拠点を拡充することにより、現在では木材建材商社として取扱い高国内 No.1 の地位を確立しています。

また、約 45 年あまり前には国民のより良い住環境へのニーズにお応えするために、木造注文住宅事業を開始し、現在では業界のリーデイングカンパニーとして揺るぎない地位を築きました。近年は、国内外で新たな事業にも取り組んでおり、国内においてはリフォーム事業や介護事業、木質バイオマス発電事業、海外では従来の植林や製造事業に加えて、米国、豪州、アジアにおける戸建て住宅事業、そして国内外において、中大規模木造建築事業や不動産事業を拡大するなど、事業領域は益々広がっています。

このように時代時代のニーズに応えることで、事業を拡大し、現在では、住生活に関する事業を総合的に展開するグローバルな企業となりました。

しかし、今日(こんにち)までの道のりは決して平坦なものではなく、長年にわたる先輩方の並々ならぬ苦労や、献身的な努力の上に成り立っていることを忘れてはなりません。

いかなる時でも、失敗を恐れず、変化する時代の要請に対応するため、自らを変革しながら、事業を通じて社会課題の解決に貢献するという高い志が、私たちの DNA の中に刻まれているのです。

そして、この歴史を作った我々の事業の根底にあるのは「住友の事業精神」であり「経営理念」です。ここで改めて共有したいと思います。

400 年ほど前に、住友家の家祖である住友政友は、文殊院旨意書の中で「商いのことは言うまでもなく、何事も粗略にせず、全てのことに丁寧、慎重に、心をこめて励むように」と商売人である前に誠実と努力を重んじ、人格を磨くことを説いており、この、目先の利益を追わず、公正、信用を重んじ確実を旨とする経営姿勢が、住友の事業精神の真髄です。

明治時代に、別子銅山の近代化を推進した、住友家の初代総理事である広瀬宰平は「公利公益を旨として営業の針路を取る」と公益との調和を掲げ、大造林計画を実行した 第二代総理事の伊庭貞剛も「住友の事業は、住友自身を利するとともに、国家を利し、かつ社会を利するほどの事業でなければならぬ」と述べています。

「信用を重んじ確実を旨とし、浮利にはしらず」と、「自利利他公私一如」といって「事業は自身を利するともに、天下国家社会を利するものでなければならない」というのが住友の事業精神なのです。

この住友の事業精神に基づき、人と地球環境にやさしい「木」を活かし、人々の生活に関するあらゆるサービスを通じて、持続可能で豊かな社会の実現に貢献するという、住友林業グループの経営理念を、皆さんと共に実現して行きたいと思います。

次に、住友林業グループの事業のこれからの方向性をお話します。

現在、企業活動において、SDGs という考え方が重要視されています。SDGs は、Sustainable Development Goals の略称で、2015 年の国連サミットで採択され、2030 年に向けて世界各国が合意した持続可能な開発目標のことですが、持続可能性(サステイナビリテイ)という観点で、住友の事業精神に繋がるものです。

加えて、パリ協定を契機に世界中が脱炭素社会に向けて本格的に動き出しました。日本でも 2020年に菅前首相の所信表明演説で「我が国は 2050 年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち 2050 年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことをここに宣言すると表明するなど、 脱炭素は地球規模の課題でもあり、すべての企業が取り組む最重要テーマであることは、ご存じの通りです。

そこで鍵となるのが、二酸化炭素を吸収し、脱炭素に貢献する森林ですが、違法伐採や気候変動により世界の森林面積は大幅に減少しています。また、日本の森林も木材の蓄積量は豊富ですが、さまざまな問題があり、順調に伐採が進まず、木材の利活用が進んでおりません。

このような中、2022 年 2 月に住友林業グループの 2030 年に向けた長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定しました。

これは当社グループが、地球環境、人々の暮らしや社会、市場や経済活動に価値を提供することで、将来世代を含むあらゆる人々やすべての生き物に、地球が快適な住まいとして受け継がれていくことを目指すものです。これまでも強みとしてきた「森」と「木」の価値を活かし、深め、新たな未来の力へと変えていきます。

この長期ビジョンを達成するため、重点課題を「地球環境への価値」、「人と社会への価値」、「市場経済への価値」に紐づけた上で、この 3 つの価値を同時に満たす事業活動を推進していきます。川上から川下まで、「森林」「木材」「建築」の 3 分野において、「ウッドサイクル」というキーワードのもと脱炭素社会の実現に貢献していこうとしています。このビジョンはまさに SDGs の時代に即したビジョンなのです。

住友林業は、長い時間をかけて森を育む森林経営、地域毎に取引先との長年に亘る信頼関係を構築してきた木材建材事業、災害に強く安心安全で環境に優しい木造住宅事業とリフォーム事業、そして高齢化社会においてお客様に寄り添う介護事業、再生可能エネルギーを長期的に供給する木質バイオマス発電事業などを通じ、常に、社会環境の変化に対応しお客様の要請に応え、木を活かしながら社会問題の解決に取り組み、企業としての信頼を築き上げてきました。

このような当社の事業が提供できる価値は、事業活動による売上と利益を得る従来の経済的価値の創出にとどまりません。例えば、川上から川下に至るサプライチェーンにおいて、木を伐採して木造建築などに使用し、また植林するサイクルを回す持続的な林業経営により、長期にわたり二酸化炭素を吸収し炭素を固定しているのです。さらに、健全な森林を保つことは、洪水や土砂災害を防ぎ、生物多様性の保全にも貢献します。また、木造建築によるまちづくりは地球温暖化防止に貢献しながら人々の快適な暮らしを支えます。

当社の事業活動そのものを通じて、経済的価値のみならず、環境的価値や社会的価値からなる公益的価値を提供することで、SDGs の達成に取り組むトップランナーとして社会をリードする存在になりたいと私は考えています。

しかしながら、これは、社員皆さんの力なくして成し遂げることはできません。当社の将来を支えるもの、一番大切な財産は一人一人の社員の皆さんです。社員全員が目先の収益に追われるのではなく、高い志と熱い情熱を持ち、経営理念に沿って行動し、社会やお客様からの信頼を積み重ねることで、私たちは、選ばれる企業となり、持続的に発展することができるのです。

これからは、多様な価値観を尊重しながらも自分の意見を持ち、活発に議論できる人財が求められます。画一的な行動ではなく、それぞれが本気で考え、本気で行動し、個性を発揮し合える、活気とやりがいに溢れた企業にしていきましょう。

最後に、皆さんに私が座右の銘としている言葉を贈りたいと思います。

それは「艱難汝を玉にす」というヨーロッパの古い格言です。人は困難や障害を乗り越えることで、立派な人物になるという意味で、ハードルが高くとも、挑戦をしてこそ成功を収めることができ、大きな成長を遂げられる。また、挑戦の結果、失敗しても、そこから学び、今後に生かすことが非常に大切だと説いています。

これからの住友林業グループの歴史は、みなさん一人一人が担っていくのです。業務遂行にあたっては、常に、謙虚で正しい心で、何事にも誠意をもって臨み、自己研鑽に励んで、豊かな感性を磨いて、新しいことにチャレンジして下さい。

一方、苦労や失敗をすることもあるでしょう。その時は是非この言葉を思い出して下さい。そして、一緒に住友林業の未来を築いていきましょう。

皆さんは社会人として独り立ちをされますが、こうして今日という日を迎えることができたのも、これまで支えて下さったご家族や多くの方々のサポートがあってこそだと思います。これからも感謝の気持ちを大切にして下さい。

また、くれぐれも健康管理と安全管理には気を配ってください。日頃の食事や睡眠、生活習慣をしっかり自分自身で管理し、メリハリをもって仕事に集中することができるように努めることが大切です。

車の運転の機会も増えると思いますし、台風や水害、地震などの自然災害やコロナ感染症をはじめとした未知のウイルス流行にいつ直面するか分かりません。ご自身の安全を守ることはご自分でしかできません。

今日から住友林業という舞台での挑戦が始まります。皆さんの大いなる活躍と発展を祈念して、私のお祝いの挨拶といたします。
本日は誠におめでとうございます。

◆旭化成ホームズ(株)代表取締役社長 川畑文俊氏

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。数ある企業の中から旭化成ホームズを選んでくださったことに心から感謝申し上げます。また今年は3年振りに対面で入社式を開催することが出来、大変嬉しく思っています。
 旭化成ホームズグループは昨年設立50年を迎え、本年4月より次の50年に向けた新たな一歩を踏み出しました。その記念すべき年に入社頂いた皆さんは、ぜひ自分たちが次の時代を切り開く第一期生であるとの認識を持ってほしいと願っています。
 当社の成長の源泉は「人の成長」だと考えています。これからお客様と向き合う第一線の現場で働くにあたり、皆さんが成長のために挑戦したいことがあれば是非手を挙げてください。そうした皆さんの願いを叶えられる会社であるために、必要な投資は惜しまず行っていきたいと考えています。
 2030年にありたい姿「Vision for 2030」で掲げる一つに「Essential Company」があります。へーベルハウス・へーベルメゾンをご提供するお客様に感謝頂き、世の中に必要とされる企業を目指します。当社のレジリエンス性の高い住まいを提供することで社会を安心・安全にできる、こんなに幸せな仕事はないと私は思っています。皆さんにも誇りを持って仕事に臨んでほしいと願います。
 皆さんに当社でよく使われる言葉を3つお伝えします。まず「ピンチはチャンス」です。ピンチが起きたときこそ成長の機会と捉えます。皆さんも恐れることなく失敗をたくさんしましょう。そしてたくさん叱られて自分自身の成長につなげてください。次に「結果に素直になること」です。思うような結果が出ないとき、他責ではなく自責と考え次の行動に移すことが大切です。そして一番重要な3つめが「チームで事にあたる」です。どんな場面でも、チームで寄ってたかって課題を解決するのが当社の文化です。困ったとき、辛いときには、臆せずにチームの仲間に相談しましょう。
 私たちは「Challenge & New Growth」を標榜し、環境変化が激しいなかでも挑戦し、成長していくことを目指しています。皆さんも当社の一員として心に留めて一緒に努力していきましょう。皆さんが当社を選んだことが良い選択だったと思えるように、私を含め、先輩方も愛情を持って接していきますので、ぜひ皆さんも心を開いて飛び込んで頂くことを期待しています。
 本日は誠におめでとうございます。

◆ミサワホーム(株) 代表取締役社長執行役員 作尾徹也氏

本日は入社おめでとうございます。役員、社員を代表して皆さんの入社を心より歓迎いたします。

 ミサワホームグループは昨年 10 月に 55 周年を迎えることが出来ました。これまで積み上げてきた先人の知恵や技術に支えられてきた 55 年です。
 「ゼロ・エネルギー住宅」、「売電」、「100%リサイクル住宅」。いずれも世界あるいは日本で初となる当社の取り組みの一例です。いまではあたり前に活用されている多くの技術も当時の開発者たちにとっては大変な挑戦だったと想像しています。

 分野を問わずさまざまな技術が急速に発展しています。これまで以上に宇宙が近い存在になっていることもひとつの事例だと思います。当社では「Go To FRONTIER」を合言葉に月面等の有人拠点での応用を目指して「南極移動基地」を活用した実証実験を行っています。これらの新たな取り組み一つひとつが未来の暮らしを支える技術になり、新たな技術のベースになるものと考えております。皆さんには臆することなくさまざまな挑戦を続けて欲しいと思っています。

 祖業である戸建住宅を含む新築請負事業のほかに、リフォームや不動産流通のストック事業、マンション販売・駅前再開発等を行う街づくり事業、米国・豪州を中心に事業領域を拡大する海外事業、各地で高齢者施設の運営等を行う介護事業のほか、生産工場や物流など皆さんの活躍のフィールドは少なくありません。また、この先多くの人と出会う機会があります。お客さま、お取引先など多くの方々との出会いを大切にし、多くの経験を通じ、新たな価値感を醸成する機会としてください。

 当社の今年の年間標語は「協働」です。会社間、事業間さらには世代の垣根を越えて「同じ目的のために、対等の立場で、協力して、共に働く」。そのような取り組みが、個人・グループ・会社の次の成長、そしてその未来につながります。

 本日、新たな節目を迎えた皆さん一人ひとりの積極的な取り組みが、今後の社会課題解決の一助となり、社会から必要とされる企業であり続けることを願っております。ご活躍を期待しています。

◆トヨタホーム(株) 代表取締役社長執行役員 後藤裕司氏

 本日、こうして、皆さんをトヨタホームの一員としてお迎えすることができ、心から嬉しく思います。
 トヨタホームは「人生をごいっしょに」をスローガンに掲げて 2003 年にトヨタ自動車から独立してから、今年 4 月で 20 年を迎えました。この間、リーマンショックや震災、消費税の引き上げ、新型コロナへの対応など多くの苦難が立ちはだかり、住宅の販売環境は、決して楽な道のりではありませんでした。それでも、社員一同が心を一つにし、ステークホルダーのご協力を得て、こんにちに至ることができました。そして 2 年後の 2025 年にはトヨタ自動車で住宅事業部が創業してから 50 年を控えています。新入社の皆さん、そして全社員の皆さん、共に節目の 50 周年に向けて頑張りましょう。

 新入社員の皆さんに三つのお願いを申し上げます。第一に、何事にもチャレンジする、という心構えです。今ほど先が見通せない混沌とした時代はありません。まずはバッターボックスに立って、スイングしてみましょう。レッドソックスの吉田選手のようにフルスイングすることで学ぶことがあります。どうか失敗を恐れず、不断の努力を続けて欲しいと思います。
 第二はチームワークを大事にするということです。さきのWBCにおける侍ジャパンの活躍に感銘を受けた方も多いと思います。侍ジャパンが見事に優勝した理由はいくつかありますが、そのうちの一つは、個々の力量もさることながら、各選手がおのおの役割をしっかり理解し、チークワークが機能したことにあると思います。トヨタホームには様々な部署がありますが、自分の部署だけで出来ることには限界があります。コミュニケーションを取りながら結束して仕事に当たっていただきたいと思います。
 第三に感謝の気持ちと謙虚な姿勢を大事にすることです。常に周囲の方々への感謝の気持ちを忘れず、謙虚で礼儀正しい行動を心掛けてください。

 我々が生業とする住宅事業を通じて「お客様の笑顔」に一つでも多く出会いたい、それが私の夢であり願いです。新入社員の皆さん、全社員の皆さんがトヨタホームで頑張って本当に良かったと思ってくれる会社にすることが、私の想いです。一緒に頑張りましょう。

◆パナソニック ホームズ(株) 代表取締役社長 井上二郎氏

入社おめでとうございます。皆さんは、コロナ禍での学生生活という、通常ではできない経験をされました。この学生生活で得た経験を是非仕事に生かして欲しいと思います。また、今日皆さんは社会人の第一歩を踏み出されますが、ご両親をはじめ、これまで支えてくださった多くの方々に対して感謝の気持ちを忘れないでいただきたいと思います。

私は、1981 年に松下電器産業(現パナソニック)に入社し、住宅設備や電気暖房、冷蔵庫、換気空調の事業場で商品企画や経営企画に携わり、様々な仕事を経験してきました。5 年前に当社に来て、前職での経験が大いに生かせていることに加えて、住宅事業は、社内各部門や担当者が連携して一体となり、お客さまへ住宅を引き渡した後もお付き合いが続くため、これほどお客さまの声を感じられる仕事はなく、社会の一端を担っていることを実感しています。

皆さんは、社会人の第一歩から、この住宅事業に携わることになるので、羨ましく、また、大きく成長して欲しいと思います。

コロナ禍で住宅を取り巻く環境が変わり、営業は、従来の展示場での商談から、WEB 誘引による名簿獲得に始まり、リモート商談など、ビジネスモデルも変化しました。また、ウクライナをはじめとする国際情勢の変化による資材高騰や長期金利の上昇も、住宅市場に影響を与えています。

このような変化の中でも、当社が目指す姿に変わりはありません。当社が目指す姿は、1社会や人々に必要とされる会社であり続けること 2将来的に事業が持続していくこと、と考えています。当社は、松下幸之助創業者の“良家づくり”の想いで設立され、以来60年近くにわたり住宅事業を続け、約 41 万人のオーナー様がおられます。良い家をお客さまにお届けし続けるためには、当社だけでなく、資材・部品メーカーや住宅部材の製造請負、物流、施工等のあらゆる外部会社の協力が必要不可欠であり、オーナー様はもちろん、当社や協力会社の社員・家族のためにも、事業を持続させていくことは絶対に必要なことだと考えています。

当社が目指す姿を実現するために最も注力すべきことは、「お客さま第一」です。困った時、迷った時には、「この仕事はお客さまのためになっているか?」を必ず判断の根拠にすると、ほとんどのことは解決できます。これはESの向上にも繋がります。加えて、「人の連携」が重要です。各工程に携わる人が連携を密にしてお客さまと向き合い、会社としての信頼を得なければなりません。
また、当社には、主力の新築請負事業のほか、ストック事業、街づくり事業、海外事業があり、事業間の連携も大切です。例えば賃貸経営オーナー様には、新築・アフターサービスはもちろん、物件の一括借り上げで安心を提供し、入居者様は、将来の戸建住宅のお客さまになっていただくなど、お客さまの困りごとやニーズを連携して拾い上げることも、新しいビジネスを生むチャンスになります。

皆さんへのお願いです。先ずは、「早い段階で自分が任された仕事にやりがいを持ってほしい」ということです。当社を定年退職する社員は、皆自分の仕事に誇りとやりがいを持ち、まだまだ生き生きしている様子が伺えます。仕事には困難がつきものですが、仕事の本当の意味を理解し、誇りを持って欲しいと思います。
次に、「失敗を恐れず挑戦して欲しい」ということです。失敗を恐れると新しいことに挑戦しなくなるので、自身の成長のためにも、若いうちに何事にもチャレンジしてください。
最後に、「物事の本質・真因を探ることを身につけて欲しい」と思います。会社の中には課題が色々ありますが、課題を表面的に捉えずに真因を分析し、対策を講じ、改善を繰り返すことで会社が成長します。だからこそ真因を探る癖を身に付けていただきたいと思います。

今年、当社は創業 60 周年を迎えます。これまでの実績は、数々の先人の苦労と努力の上に成り立っています。皆さんも、先人の意思を受け継いで、私たちと共に頑張っていただきたいと思います。また、学生から社会人となり、慣れないことへの緊張もあると思います。くれぐれも健康に留意の上、社会のため、お客さまのために頑張ってまいりましょう。

◆三井ホーム(株) 代表取締役社長 池田 明氏

 三井ホームへの入社、誠におめでとうございます。三井ホームを代表して、心より歓迎いたします。

 当社は、1974 年の創立以来、ツーバイフォー工法を専業にする道を選び、その普及と拡大に努め、日本に家づくりの新しいスタンダードをもたらしました。加えて、ツーバイフォー工法のリーディングカンパニーとして品質を磨き続けた結果、三井ホームの家は、日本の気候風土により適した「プレミアム・モノコック構法」という独自の形に進化を遂げました。
 当社の「住まいづくり」における哲学は、お客様の「住まいに対する想い」を、一つひとつ丁寧にカタチにすることです。そして、三井不動産グループが共有する「経年優化」という思想を背景として、「住まうほどに美しく、街全体の豊かさにも繋がる」住まいを作ることです。当社は、これまでに 25 万棟超の建築実績を通じて、「安心・感動・満足・豊かさ」という高い価値を提供してきました。皆さんは、今日から三井ホームの一員であると同時に、三井グループの一員となります。「三井」ブランドには、江戸時代からの先人たちの確かな仕事ぶりによって、社会的に認められた「高い信頼」があります。また、三井の DNA には、失敗を恐れず新しいことにチャレンジする「フロンティアスピリット」が脈々と受け継がれています。このブランドを担う誇りと責任を持ち、失敗を恐れずに仕事に取り組んでください。
 今後は急速に変化する社会経済情勢において、注文住宅事業で培った自社の強みと、三井不動産グループとの連携を活かした総合力で、賃貸住宅、施設系事業・ストック事業・海外事業へと事業領域を拡大し、力強く継続的な成長を目指します。加えて、三井不動産グループが重要な経営戦略と位置づける ESG 経営を推進します。中でも脱炭素社会実現への取り組みとして、当社が長年培ってきた木造建築技術を活かし、業界に先駆けて開発した木造マンション「MOCXION(モクシオン)」の更なる展開を拡大していきます。また、社会のニーズが多様化する中、互いの多様な価値観を認め合う企業文化に変革し、女性をはじめとするより多くの社員が、適性やライフステージに応じて活躍しイノベーションを創出できる会社とするため、「ダイバーシティー&インクルージョンおよび女性活躍推進」への取り組みも強化します。

 皆さんの門出にあたり目指していただきたいことは「プロフェッショナルになる」「信頼される人間になる」ということです。プロフェッショナルとは、その分野において「一流の仕事をする人になる」という意味で、豊富な専門知識を身につけ、実務能力を極め、期待を超える仕事をすること、そして顧客志向を徹底することではないかと思います。そして、どのような仕事をする上でも、一人の人間として、「信頼を得る」ことを目指してください。信頼というその財産が、多くの場面で皆さんを助け、力を与えてくれるはずです。
 当社には、皆さんが自分を成長させ、自分の可能性を広げる機会が数多くあります。自身の強みや適性を見出していただくとともに、新たな発想と行動を期待しています。
 「高品質な木造建築の提供を通して、時を経るほどに美しい、持続可能なすまいとくらしを世界に広げていく」当社のパーパス(存在意義)を共に実現し、「三井ホーム」というブランドをさらに輝かせていきましょう。

◆ポラスグループ グループ代表 中内 晃次郎氏

 目まぐるしく変化する社会や経済情勢の中、日本や世界の景気や物価の動向などから変化の兆しを先読みし、困難な状況でも力を発揮することが重要になります。一人ひとりがプロとしての知識と知恵と力量を持ちながら、顧客からの信用・信頼を得ることで、さらなる事業発展に繋げられます。是非、プロフェッショナルな社員になれるよう、しっかりとした意志と覚悟を持って行動することを期待しています。
 ポラスグループは地域密着の農耕型経営戦略をとっています。車で1 時間程度で駆け付けられる範囲で住宅の提供をしている会社で、当社よりも規模の大きい会社はないと自負しています。この戦略のメリットは第一にお客様にあります。高品質な住宅の提供はもとより、密度の濃い、長いお付き合いを通じて暮らしを身近でサポートできます。また、社員にとっても地域社会に根付き定着することで、公私ともによりよい地域をつくっていくことができるのです。
 社会人として大事なことは、自分への投資をすることです。具体的には新聞購読と資格取得をお願いします。新聞を継続的に読む習慣をつけることで、国内外問わず様々な情報に触れ、事実を元に知見を拡げて仕事に活かしてもらえればと思います。資格取得については、我々は法律に基づいて事業を行っていますので、法律や業界の知識やルールは一人ひとりがしっかりと理解していなくてはなりません。早い時期での資格取得に努めてください。
 採用選考の過程において、ポラスグループで活躍できる素養があると思った人だけに内定を出したと確信しています。皆さんと楽しく・長く一緒に仕事をしたいと思っています。活躍を期待しています。

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2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

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編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。