不動産ニュース / 政策・制度

2023/4/4

「人生100年時代の住まい」モデル事業を募集

 国土交通省は4日、「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の募集を開始した。

 人生100年時代において、高齢者・障害者・子育て世帯等の居住の安定確保および健康の維持・増進に資する事業を公募し、先導性が認められた事業の実施について、その費用の一部を支援するもの。

 設定された事業テーマに応じた先導的な取り組みへ支援する(1)課題設定型、事業者がテーマを提案して行なう事業へ支援する(2)事業者提案型、(1)(2)の事業化に向けた調査・検討を支援する(3)事業育成型のほか、新型コロナの影響による生活困窮等に対応するため、空き家の改修等による住まいの提供と見守りや自立支援を併せて行なう事業を支援する(4)支援付き住宅型を実施する。

 いずれも多様な世帯の交流促進を図っていることや子育て世帯向けの住まい整備、新たな技術やシステムの導入等が要件。住宅・建築物の新築を行なう場合は、原則として省エネ基準への適合も求められる。

 補助率は、建設工事費(建設・取得)が1/10、改修工事費が2/3、技術の検証費が2/3等。上限額は、(1)~(3)が3億円/案件、(4)が500万円/案件。応募締め切りは、(1)~(3)の第1回が7月13日(木)(採択予定時期9月上旬頃)、第2回が9月28日(木)(同12月下旬頃)。(4)は2024年1月12日(金)(同年2月中旬頃までに随時採択)。

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省エネ基準

建築物の使用によって消費されるエネルギー量に基づいて性能を評価する場合に、その基準となる性能をいう。「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)に基づいて定められている。

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