東急(株)、(株)東急レクリエーションは14日、「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)を開業した。
「新宿TOKYU MILANO」および「グリーンプラザ新宿」跡地で開発した大規模複合施設。敷地面積約4,608平方メートル、延床面積約8万7,400平方メートル、地上48階地下5階建て。「好きを極める」をコンセプトに、ライブホール、ナイトエンターテインメント施設、フードホール、ダンジョン攻略アトラクション、劇場、映画館、ハイブランドホテル等を誘致した。詳細は4月6日のニュースを参照。
テープカットセレモニーで挨拶した東急取締役社長の髙橋和夫氏は「2019年の着工後間もなくして訪れたコロナ禍に伴い、急遽施設の仕様を変更するなど、開発は一筋縄では行かなかったが、ついにオープンを迎えることができた。併せて、当施設と羽田・成田空港を結ぶリムジンバスも運行を開始し、交通利便性も飛躍的に高まる。世界の主要観光拠点にも引けを取らない施設になると確信している」等と語った。
来賓として挨拶した新宿区長の吉住健一氏は「新宿区ではこれまで、『歌舞伎町ルネッサンス』と題し、当施設に隣接するシネシティ広場でグルメ・映画イベント等を開催し、まちの活性化に取り組んできた。今後は、施設の屋外ビジョンおよびイベントスペース等とも連携を図ることで、これまで以上にさまざまなイベントを開催し、新宿のまちをもっと盛り上げていきたい」等と述べた。