不動産ニュース / 開発・分譲

2023/4/19

神戸のアリーナ新築PJを着工/NTTUD他

「神戸アリーナプロジェクト」イメージ

 NTT都市開発(株)は18日、「神戸アリーナプロジェクト」(神戸市中央区)を着工したと発表した。

 同プロジェクトは、神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業において、2021年に優先交渉権を獲得した同社と(株)スマートバリュー、(株)NTTドコモの3社コンソーシアムによる民設民営のアリーナプロジェクト。運営は(株)One Bright KOBEが担う。

 事業予定地はJR等「三ノ宮」駅徒歩圏に立地。神戸空港や新幹線の駅からもアクセスが良く、観光スポットであるメリケンパークやハーバーランドに隣接する。敷地面積約2万3,700平方メートル。建物は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造7階建てで、延床面積約3万2,300平方メートル。収容客数約1万人。

 開業後はプロバスケットボール B.LEAGUEに所属する「西宮ストークス」の本拠地としてホームゲームが行なわれるほか、音楽コンサートやe-SPORTS、MICE等のイベントにも対応。また、スポーツやエンターテインメント・デジタルの融合による新たな演出をすることで、同アリーナを基点に新たなにぎわいを創出し、観光・集客需要の増進や広域からの交流人口の増加による地域経済の活性化を目指していく。

 竣工は25年2月。関西万博の開幕時期である4月に開業する予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。