不動産ニュース / その他

2023/4/24

「継承と革新」スローガンに組織強化/リビングL

経営方針説明会の様子

 (株)リビングライフホールディングスは24日、大田区産業プラザPio(東京都大田区)にて、同社社員に向けた2023年の経営方針説明会を行なった。

 冒頭、同社代表取締役の炭谷久雄氏が挨拶。「一人ひとりが各セクションの“責任者”であるという自覚を持ち、わが社の経営理念である“ホスピタリティを大切にし豊かな人生の実現をサポートする”という役割を果たしていただきたい。学ぶ姿勢を持ち続けることで個々が成長し、それが会社の成長につながる」と話した。

 同社は、グループ7社の株式移転を行ない、4月1日よりホールディングス体制を始動。同社専務取締役の樋口 朗氏は、「ホールディングス化したことで、意思決定の迅速化、事業再編・M&Aのスムーズ化などの効果が期待できる」と述べ、「本年度のスローガンは“継承と革新”。組織の強化と再構築を目標に掲げ、エリア拡大と高品質の商品・サービスを追求していく」と意気込みを語った。
 23年度の売上高目標は255億円(前年比110%増)。今後3年間については、毎年110%増の売上高を目指す。「分譲・仲介・建設を柱に、賃貸管理、リフォーム、相続コンサルティング、コインパーキングなど幅広く事業を展開し、“10年戦略”としてより強く市場や社会の変化に対応できる体制づくりを行なっていく」(同氏)。

 住宅流通事業部は、3ヵ年計画を発表。23年度は6店舗・13課・80名体制で780件・15億6,000万円の売上高を目標とし、25年度には7店舗・17課・110名体制で900件・18億円の売上高を目指すとした。
 また、新たに開設した尾山台センター(東京都世田谷区)の売却営業成果について報告。自動追客システムの活用、売却サービスの強化などにより、23年1~3月で反響数は139件、13件の媒介取得(反響歩留11件)につなげたとした。23年度通年では、556件の反響数、52件の媒介取得数を見込む。

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