相鉄不動産(株)は2日、同社初となる「ZEH」仕様の戸建て住宅と「ZEH-M Oriented」仕様のマンションを建設すると発表した。
新築戸建住宅「グレーシアライフ横浜三ツ境」(横浜市旭区、総区画数26区画)を「ZEH」仕様で、新築分譲マンション「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」(横浜市旭区、総戸数45戸)を「ZEH-M Oriented」適合仕様で建設する。両物件とも、高効率のハイブリッド給湯器や人感センサー付きLED照明(マンション計画のみ)などを導入。断熱性能の高い屋根・外壁・床・窓を採用し、建物全体の基準一次エネルギー消費量の20%以上を削減する。
また、「グレーシアライフ横浜三ツ境」では、東京電力グループのTEPCOホームテック(株)と協働し、「サード・パーティ・オーナーシップ」モデル「エネカリ」(初期費用0円、定額の利用料でさまざまな省エネ設備を利用できるサービス)を活用。居住者に太陽光発電システムの導入を推進し、1戸当たり年間4,398~5,526kWh(推定)の発電を可能とする。
これらの取り組みで、「グレーシアライフ横浜三ツ境」はエネルギー収支ゼロを、「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」は一次エネルギー20%削減を達成し、環境に優しい住宅を目指していく。
「グレーシアライフ横浜三ツ境」は、相鉄本線「三ツ境」駅徒歩14~16分に立地。木造2階建て。第1期販売は18戸の予定。敷地面積125.04~191.16平方メートル。建物面積95.39~103.50平方メートル。竣工は2023年4月下旬・5月下旬、販売開始は同年6月下旬の予定。
「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」は、相鉄いずみ野線「南万騎が原」駅徒歩11分、相鉄本線「希望ケ丘」駅徒歩14分に立地。鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て。敷地面積1,551.02平方メートル。平均専有面積73.51平方メートル。竣工は24年12月、販売開始は24年夏の予定。