不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/12

孫子の代まで住みたい沿線に/東急・堀江次期社長

左が現・代表取締役社長社長執行役員の髙橋和夫氏、右が新社長の堀江正博氏

 東急(株)は11日、6月29日付社長交代に関する記者会見を開催。代表取締役社長社長執行役員の高橋和夫氏と、次期社長に内定している現・取締役常務執行役員の堀江正博氏が会見した。

 次期社長となる堀江氏は、1961年福岡県生まれの61歳。84年東京急行電鉄(株)(現・東急(株))に入社し、多摩田園都市エリアの分譲開発等に携わる。2002年東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント(株)代表取締役執行役員社長、03年東急リアル・リアルエステート投資法人執行役員の後、15年復職。16年取締役執行役員生活創造本部リテール事業部長、20年同ビル運営事業部長等を歴任し、22年6月より現職。

 会見で高橋氏は、社長交代の理由を「もとより、私の社長任期は長くても中計2回分・6年と思っていた。現行の中計は3年目を迎え、すでに数値目標を達成できる見通しは立った。コロナ禍からの脱却、東急新横浜線の開業、東急歌舞伎町タワーの開業といった大イベントも終え、次の中計の策定プロセスに入る今が、社長交代のベストタイミングだと判断した」と述べた。
 新社長となる堀江氏については「次期経営計画は、コロナ禍や大型投資により膨らんだ負債を抑制しつつ、成長戦略を打ち出していくという高度な内容になってくる。その点、堀江常務は、REITやホテル事業など多様な事業への知見を持つほか、私が社長に必要だと思う資質、決断力・行動力・先見性に優れる。就任後は、鉄道・商業・ホテル・不動産といった各事業の経営陣のまとめ役となり、グループの成長を牽引してもらいたい」と語った。

 一方の堀江氏は「就任後に注力したいことは大きく3つ。まず、魅力ある沿線の創出。開発・運営の両輪でユーザーの満足度を高め、東急線沿線を『孫子の代まで住みたい沿線』にする。次に、グループ各事業にしっかりと目配りをして『お客さま目線』でのサービス改善を図ること。最後がクリエイティビティの発揮。社会課題や地域課題に対して、新たなソリューションを提供していく」と抱負を述べた。

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