不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/16

リスト、「辻堂」駅南口で住商複合タワー開発

「(仮称)辻堂第二計画」完成イメージ。外観デザイン等は「東急プラザ渋谷」の環境デザイン等を手掛けたGRAMOROUS co., ltd. CEOの森田恭通氏が行なう

 リストデベロップメント(株)は16日、分譲マンション・商業施設の複合タワー「(仮称)辻堂第二計画」(神奈川県藤沢市、総戸数200戸)の開発工事に着手したと発表した。

 JR東海道線「辻堂」駅より徒歩2分に立地。敷地面積約2,312平方メートル、延床面積約2万5,342平方メートル、高層棟が鉄筋コンクリート造地上29階地下2階建て、低層棟が鉄骨造地上3階建て。高層棟は、湘南エリア(藤沢・茅ヶ崎・鎌倉・逗子)の建築物では最高の高さ98.90mとなる。

 住戸は専有面積34.90~173.91平方メートル、間取り1R~4LDKの29タイプを用意する。高層棟1~3階部分および低層棟は商業フロアとし、リストインターナショナルリアルティ(株)(以下、「LIR」)湘南支店を含む生活利便施設を誘致する計画。

 併せて、同駅東改札フロアに直結するペデストリアンデッキを新設。建物東側にはポケットパークを設置し、従来建物により分断されていた南北の道をつなぎ、まちの回遊性を高めることで、南口エリアおよび近隣商店街の活性化を目指す。

 販売開始は2024年前半の予定。販売はLIRが行なう。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。