不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/22

豪州のオフィスビル開発に参画/ダイビル

 ダイビル(株)は22日、豪州・メルボルンで推進しているオフィスビル開発プロジェクトへの参画を決定したと発表。

 豪州大手不動産開発会社Miravac Limited(マーバック社)と共同事業契約を締結。ダイビルは同プロジェクトの50%を取得し、マーバック社と共同でAグレードのオフィスビルの開発を推進していく。

 同プロジェクトは、メルボルン市CBD(中心業務地区)の新興エリアに位置。市内主要駅の「サザンクロス」駅から無料のトラムで約1分と、交通利便性に優れたエリアに立地する。

 敷地面積約4,300平方メートル、延床面積約4万6,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上21階地下1階建て。貸床面積は約4万6,000平方メートル。基準階貸室面積約2,600~3,000平方メートルを確保。大型ワンフロア志向のテナントニーズに応えるとともに、最大4区画分割も可能とする。環境性能面においては、オーストラリアの建物環境評議システムが評価する不動産環境認証レーティングの高規格の認証を取得する予定。
 竣工は2025年12月を予定している。

 同社は、12年にベトナムのオフィスビル開発に参画。22年には米国・アトランタ近郊におけるESG配慮型オフィス開発プロジェクトへの参画も決定しており、海外事業は開発中案件を含め3ヵ国・計6物件となる。

CBD東側からのイメージ

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。