不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/30

神田小川町で住・業・商の複合再開発

 神田小川町三丁目西部南地区市街地再開発組合と、参加組合員である日鉄興和不動産(株)、三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)の3社は、「神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業」が、16日に東京都知事より市街地再開発組合の設立についての認可を受けたと発表。29日に組合を設立した。

 同事業は、東京メトロ半蔵門線・都営三田線および都営新宿線「神保町」駅とJR「お茶ノ水」駅に近接する約0.6haの区域を再開発するプロジェクト。書籍・古書店、スポーツ用品店、楽器や個性的な飲食店が集積する駿河台下交差点に面するエリアで、建物の耐震化や不燃化といった地域全体の共通課題を解決すべく、住宅・業務・商業の複合再開発により土地の高度利用を図る。また、地域の活性化や憩いの場となる安全で快適なオープンスペースや歩行者空間の確保を目指していく。

 建築面積は約1,540平方メートル。建物は地上22階地下2階建てで、高さは約110m。延床面積約3万1,120平方メートルで、約104戸(地権者住戸を含む)の住宅と事務所、店舗で構成する。

 2024年度に工事着手(解体工事を含む)、29年度の竣工を予定している。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。