不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/2

野村不、福岡・久山町に物流施設竣工

「Landport福岡久山I」外観

 野村不動産(株)は、高機能型物流施設 「Landport福岡久山I」(福岡県糟屋郡久山町)の竣工を発表した。「Landport」シリーズでは初の九州エリアでの開発物件。

 九州自動車道「福岡IC」から約2.6km、福岡都市高速「粕屋IC」から約3.2km、JR篠栗線「門松」駅から約2.3 km。福岡都市高速による福岡市内配送、九州自動車道による広域配送に適した久山地区に位置する。また周辺5km圏内の労働人口を約11万人擁しており、雇用確保も容易な立地。

 敷地面積 2万782.86平方メートル、延床面積 20,897.42平方メートル、鉄骨造地上2階建て。

 1、2階共に、梁下有効高を6.5m確保し、高い保管率を実現。10tトラックに対応できる片面バース、2ヵ所の切り下げを採用、スムーズな車両動線を実現している。マイカー通勤に対応するため、120台分の乗用駐車場数の確保したほか、食事や休憩ができるカフェテリアも用意した。

 なお、日清食品(株)の物流部門を手掛ける日清エンタープライズ(株)が一棟借りし、6月1日から稼働を開始した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。