不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/15

リスト、港北NTのマンションが好反響

「リストレジデンスセンター南パークサイドテラス」完成予想図
物件模型。写真左側が西方向でニュータウン内の緑道に隣接。敷地にも既存林があり、建物3階部分まで木々に囲まれる。緑道に直接出られるエントランスも設置する

 リストデベロップメント(株)が販売中の新築分譲マンション「リストレジデンスセンター南パークサイドテラス」(横浜市都筑区、総戸数64戸)が、好反響を集めている。低層住宅街と緑道に面した立地、ガス衣類乾燥機や食配ステーションなどファミリー・DINKS層を意識した商品企画により、18日登録締め切りの1期は20戸中15戸に申し込みが入っている。

 同物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南」駅徒歩12分に立地。約4,000平方メートルの建設地は日立製作所の研究所跡地。周囲は低層住宅街で、西側を港北ニュータウンの主要な公園を結ぶ緑道「ささぶねの道」に隣接。敷地の緑道面も約700平方メートルの既存林がある。従前は核的施設用地に指定され、大学、研修所、研究所等しか建設できなかったため、横浜市と協議。敷地の30%を緑化すること、建物デザインをアースカラーとすること、容積率を120%に抑えること、敷地境界から建物をセットバックすること、既存林を保存すること等を条件に、用途転用を認めてもらっている。

 建物は、鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て。共用施設として、2つのラウンジ、災害対応ベンダー、宅配ロッカーとは別の食配ステーションを用意。アプリを使い食材を注文し、ステーションで受け取る仕組み。また、港北NTの住民はSUV・ハイルーフ車ユーザーが多いため、42台分の機械式駐車場は全てハイルーフ対応とした。

 住戸は2LDK+S~4LDK、専有面積は約66~85平方メートル。3LDK以上のファミリータイプが中心で、約45%が角住戸。直床・二重天井、天井高2,500mm、Low-Eサッシ。全戸スロップシンク付きの大型バルコニーとトランクルーム、食洗器、物干しポール、浄水器が標準。電気式乾燥機と比較し約半分の時間で乾燥できるガス式乾燥機「乾太くん」と、専用パントリーも標準とする。また、共働きなど多忙な入居者に配慮し、第三者管理も採用する。

 1期の販売価格は、6,090万~8,790万円。最多価格帯6,300万円台、6,600万円台、6,900万円台、7,400万円台。坪単価は330万円。今年3月にホームページをオープンし、現在までのエントリー数は500件超。ゴールデンウィーク前にモデルルームをオープンし、来場者数は150組。申込者の7割が地元都筑区在住のファミリー層で、賃貸住宅・社宅からの住み替え。戸建てから住み替えるシニア層もいた。

 竣工は2024年7月末。

モデルルーム
ハイパワーで短時間で仕上がるガス乾燥機を標準設置してファミリー層にアピール。収納もセットとなる

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