不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/6/21

マンション賃料指数、東京23区は上昇に

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2023年第1四半期(1~3月)のマンション賃料インデックスを発表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基準に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。

 当期の全国主要都市のインデックス(全体概況)は、首都圏は東京23区が115.58(前四半期比+1.46)、東京都下が108.21(同+2.13)、横浜・川崎市は111.79(同+1.54)、千葉西部は112.20(同+1.77)、埼玉東南部は111.43(同+0.41)。埼玉東南部のみ横ばいとなったが、それ以外の地域はすべて上昇だった。

 地方都市では、札幌市が120.39(同+0.90)、仙台市が121.11(同+1.63)、名古屋市が100.81(同+1.74)、京都市が117.17(同+1.73)、大阪市が125.15(同-1.52)、大阪広域110.12(同-2.34)、福岡市が115.80(同+0.49)と、大阪市と大阪広域以外はおおむね上昇もしくは横ばいで推移した。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が112.35(同+1.15)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が117.80(同+1.17)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が123.32(同+6.29)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。