西日本旅客鉄道(株)は13日、再整備を進めている元町高架通商店街(モトコー、神戸市中央区)の6番街で「モトコーミュージアム」を開業すると発表した。
同社はモトコー再整備に当たり、元町高架通商店街振興組合や契約者に高架下の返還を依頼。耐震補強工事等、鉄道の安全性向上工事を進めており、一部の区画においては工事が完了し、すでにJR西日本不動産開発(株)による再整備建物が営業を開始している。
今回のミュージアム開業は、2023年4月に同社が定めた「JR西日本グループ長期ビジョン 2023」における4つのビジョンの1つである「人々が行きかう、いきいきとしたまち」の実現に向けた取り組みの一環。既存の再整備建物に加え、返還された高架下にある物をオマージュし、アート化すると共に、立体的に展示する。
所在地は神戸市中央区元町高架通3番259号。敷地面積は約677平方メートル。延床面積は約444平方メートル。プロデューサーは入川スタイル&ホールディングス(株)代表取締役兼CEOの入川秀人氏。9月7日~12月末までの不定期開催とする。