(株)FJネクストホールディングスは7月31日、「ひとり暮らしの『防災・防犯意識』アンケート」結果を発表した。6月22~23日、首都圏在住の独身・一人暮らしの20~30歳代の男女400人を調査した。
関心の高い自然災害について質問したところ、「地震」(77.5%)、「台風」(59.8%)、「大雨・洪水」(42.0%)の順に。防災対策として行なっている内容については、「食料品の備蓄」(34.8%)、「飲料水の備蓄」(32.3%)、「非常用持ち出し袋の用意」(16.5%)が上位3項目となったが、「特にしていない」が48.3%で半数近くを占めた。前回(2017年)調査の44.8%と比べてもその割合が増加しており、同社では「防災意識の低下が危惧される」とコメントしている。
部屋選びにあたり部屋仕様や立地条件が同等な場合にセキュリティと家賃のどちらを重視するかを聞いたところ、「どちらかといえば家賃重視」(35.8%)、「家賃重視」(27.5%)で、6割強が家賃重視派に。「セキュリティ重視」は15.5%、「どちらかといえばセキュリティ重視」は21.3%。
部屋のセキュリティ設備でこれだけは欠かせないと考えるものは、「モニター付きインターホン」(53.0%)、「オートロック」(45.5%)、「ドアチェーン」(31.5%)、「ドアスコープ」(21.3%)となり、訪問者の顔を確認できる設備が上位にランクインしている。