不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/9

ナイス、横浜市泉区で木造準耐火のサ高住施工

「(仮称)泉区中田西1丁目811計画」外観
1階住戸

 ナイス(株)は9日、同社が施工するサービス付き高齢者向け住宅「(仮称)泉区中田西1丁目811計画」(横浜市泉区、総戸数30戸)の上棟見学会を開催した。

 同施設は、横浜市営地下鉄ブルーライン「立場」駅徒歩10分に立地。建築面積約614平方メートル、延床面積約999平方メートル、木造準耐火構造2階建て。設計は(株)練設計、竣工後の運営は(株)エイジサービスが担う。

 木材・金物ともに一般的に流通する住宅建材を使用したほか、一部の梁には杉材の等級「E50」など安価な材料を採用。耐力壁には壁厚9mm以上・壁倍率2.5倍の構造用パーティクルボードと壁倍率4.0倍のたすき掛け筋交いを併用し、建物の耐久性を高めながら施工コストを圧縮した。

 隣接して食堂・大浴場等の共用施設を完備した「食堂棟」も建設する計画。食堂は間口10m・奥行7mの大空間となる。

 竣工は2023年12月の予定。

1階廊下
隣接して「食堂棟」も建設する

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