不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/8/10

子供目線での防災対策「している」が73.6%

 (株)LIXIL住宅研究所は9日、「子ども目線での地震対策に関する調査」結果を公表した。7月28日~31日に沖縄県を除く全国の未就学の子供のいる20歳以上の女性を調査したもので、有効回答数は580。

 「住まいで何らかの地震対策を行なっているか」については、“行なっている”が73.6%となった。そのうち、「子供目線での住まいの地震対策」については、“行なっている”という回答が62.5%だった。具体的な子供目線での地震対策としては“子供の寝る場所(ベビーベッド等)に家具等が倒れないようにしている”が46.8%、“地震で落ちて子供がケガをしそうな物は低い場所にも置かない”(41.2%)等が上位だった。

 「子供目線での住まいの地震対策が必要か」については、87.8%が「必要だと思う」と約9割が必要性を感じていることが分かった。

 また、「非常用持出袋」については、子供用に準備しているものとして「食べ物」や「衛生商品」が上位になっているが、3割ほどにとどまっており、子供との非難避難所生活のために必要と思えるものは、できるだけ準備することが肝心だとしている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年3月号
あなたの事業エリアの価値をさらに高めるには…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/31

記者の目を公開しました

女性の活躍を企業が積極サポート!(前編)」を更新しました。

少子高齢化が進む中、女性が活躍できる社会は喫緊の課題です。 不動産業界でも、女性管理職の育成など、積極的に女性活躍を支援する動きが見られます。 今回は、前後編にわけ、先進的な取り組みを実践する2社を紹介。 ダイバーシティ実現に向けた企業の挑戦に迫ります。

前編で取り上げるのは、コスモスイニシア。女性管理職育成を目的とした社内講座「さゆりキャリアカレッジ」を開講。 仕事と家庭の両立、キャリアアップの悩みなど、女性社員が直面する課題に寄り添い、 管理職としてのキャリア形成を支援しています!