(株)リクルートは22日、都道府県別平屋率ランキングを公表した。
「平屋率」は、2022年の建築着工統計調査を基に調査。居住専用住宅建築物のうち地上階数1~3階の棟数と、地上階数1階の棟数で割合を求めた。
全国で最も平屋率が高いのは「宮崎県」(55.8%)。2位は「鹿児島県」(52.4%)。両県は、22年に着工した3階建て以下の新築住宅のうち、過半数以上が平屋だった。九州地方は、福岡県を除くすべての県で平屋率が3割を上回っており、上位10位にランクインしている。また、平屋率上位には、九州に次いで、四国や北関東の県がランクインした。
平屋率上位の地域はもともと平屋率が高かったが、この8年間で平屋率が150~250%ほど上昇。世帯当たりの人数が減少したことや、家事動線がよいこと、冷暖房がワンフロアで完結し光熱費が抑えられること等のメリットが認知され、その結果8年間で平屋率が150~250%ほど上昇している。
なお、最下位は「東京都」(1.4%)だった。