不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/22

新築住宅の平屋率、宮崎が50%超でトップ

 (株)リクルートは22日、都道府県別平屋率ランキングを公表した。

 「平屋率」は、2022年の建築着工統計調査を基に調査。居住専用住宅建築物のうち地上階数1~3階の棟数と、地上階数1階の棟数で割合を求めた。

 全国で最も平屋率が高いのは「宮崎県」(55.8%)。2位は「鹿児島県」(52.4%)。両県は、22年に着工した3階建て以下の新築住宅のうち、過半数以上が平屋だった。九州地方は、福岡県を除くすべての県で平屋率が3割を上回っており、上位10位にランクインしている。また、平屋率上位には、九州に次いで、四国や北関東の県がランクインした。

 平屋率上位の地域はもともと平屋率が高かったが、この8年間で平屋率が150~250%ほど上昇。世帯当たりの人数が減少したことや、家事動線がよいこと、冷暖房がワンフロアで完結し光熱費が抑えられること等のメリットが認知され、その結果8年間で平屋率が150~250%ほど上昇している。

 なお、最下位は「東京都」(1.4%)だった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

平屋(フラットハウス)

地上階層が1階だけの建物。フラットハウスは和製英語で、英語ではone-storied building(ワン ストーリード ビルディング)、one-story house(ワン ストーリー ハウス)などという。   

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年4月号
2025年、不動産市場はどう動く
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/3/5

「月刊不動産流通2025年4月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年4月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「不動産市場 2025年のキーワード」。今年も、マンション、賃貸住宅、オフィス等、さまざまな分野のアナリストに、市場動向を予測していただきました。今年を占うキーワードも!?ぜひご覧ください。