不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/14

首都圏の「住みたい街」、郊外中核街が上位に

 (株)長谷工アーベストは14日、首都圏の「住みたい街(駅)ランキング2023」を発表した。

 7月15~20日に、Webによるアンケート調査を実施。有効回答数は2,854件。

 首都圏総合ランキングでは、「横浜」が昨年の2位からトップに返り咲いた。2位は「吉祥寺」(前年1位)、3位は「大宮」(同4位)となった。昨年比で大幅にランクアップしたのは、「武蔵小杉」(前年20位圏外から6位)、「川崎」(同16位から8位)、「調布」(同20位圏外から8位)など、23区に隣接する郊外中核の街(駅)。「都心・通勤アクセスの良さ」や「商業施設の充実」等が評価された。
 「武蔵小杉」については、「交通利便性・生活利便性の高さ」に加え、「相鉄・東急直通線開業により、利便性が良くなった」「防災の見直しが進んでいる」等の声が聞かれた。

 また、「千葉」(16位)、「町田」(16位)、「橋本」(20位)は、昨年の20位圏外から大幅にランクアップ。「橋本」は、27年のリニア駅開業に向け、駅前のマンションやビルの建設が進んでおり、今後の街の発展への期待感が高まっている。

 都県別ランキングでは、東京23区は「恵比寿」、東京市部は「吉祥寺」。神奈川は「横浜」、埼玉は「大宮」、千葉は「千葉」がそれぞれトップとなった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆