東京建物(株)は21日、新築賃貸マンション「Brillia ist 文京六義園」(東京都文京区、総戸数45戸)をマスコミに公開した。
都営三田線「千石」駅徒歩4分、JR山手線・都営三田線「巣鴨」駅徒歩8分に位置。敷地面積770.77平方メートル、鉄筋コンクリート造地上6階建て。延床面積は2,485.85平方メートル。9月15日に竣工済み。外観はエリアになじむクラシカルなデザインを採用。住戸は、専有面積25.30~63.71平方メートル、間取りは1DK~2LDK。総戸数45に対して23のタイプを用意した。顔認証スマートロックを導入。エントランスはキーレスエントリーが可能で、専有部はICカードまたはモバイルで開錠できるようにしている。
同社が供給する賃貸物件で、初めて専有部にドライサウナを設置した。Totonou Japan(株)が取り扱うエストニア産の自宅用サウナ製品「Auroom Cala Mini」を2住戸に導入した。幅・奥行が950mmとコンパクトな商品だが、サウナ室内の温度は最大110度まで上がり、ロウリュウ(熱い石(サウナストーン)に水をかけ、蒸気を発生させる)も楽しめるという。
すでに2割ほどの住戸に申し込みを受けている。担当者は、「繁忙期ではない時期の募集活動の反響としては上々」とコメントした。反響は、山手線沿線勤務者や文京区に地縁のある人、近隣の大学病院勤務者などからが多いという。サウナ付き住戸については、28万円(共益費込)で募集しており、すでに申し込みが入っている。
今回の物件の反響次第では、今後の商品企画においてもサウナを取り入れていく考え。