国土交通省は25日、「国土交通データプラットフォーム」において、新機能の追加、連携データの拡充・更新を行なったと発表した。
同プラットフォームは、同省が保有するデータと民間等のデータを連携し、一元的に検索・表示・ダウンロードを可能にするもの。「国土地盤情報データベース」「地方公共団体の工事データ」「全国道路施設点検データベース」等が収録されており、「国土」「都市・まちづくり」「災害・防災」等のテーマからデータを探すこともできる。
今回、データの検索・取得がAPIを通じてできる「利用者向けAPI」の提供を開始。また、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末からもデータの検索やダウンロード等を可能にした。さらに、これまでは56都市を掲載していた「PLATEAU」について、113都市の3D都市データを更新した。
なお、同プラットフォームのデータや利用者向けAPIを利用した取り組みを、(一社)社会基盤情報流通推進協議会等による「アーバンデータチャレンジ」で募集する。「アーバンデータチャレンジ」は、公共データ活用による地域課題解決を目指し、オープンデータ等を積極的に活用した効果的なアプリケーションや活動を募集するもので、今回から「国土交通データプラットフォーム特別賞」が設けた。応募締め切り等はホームページを参照。