西日本鉄道（株）は19日、アメリカ・テキサス州において、賃貸アパート（総戸数261戸）の開発に着手すると発表した。現地の住宅ディベロッパー・Alpine Start Development, LLCと共同で事業運営会社・ASD Saginaw JV LLCを設立して行なう。同社が現地ディベロッパーと2社で共同開発を行なうのは初めて。
開発地は、テキサス州北部のサギナウ市。近くには全米1位の人口増加率を誇るフォートワース市があり、サギナウ市もベッドタウンとして旺盛な住宅需要が見込まれる。
約4.4haの敷地に、木造3階建ての住宅棟8棟、木造1階建てのクラブハウス棟1棟を開発する計画。間取りは、1ベッドルーム～3ベッドルーム。ターゲットは単身者や若い夫婦とし、クラブハウス棟にはフィットネスジム、ラウンジ、ワーキングスペース等を用意する。
総事業費は、約87億円。今月着工し、2025年5月に竣工する予定。
