(株)東急コミュニティーは1日、既存のオフィスビルのZEB・BELS認証取得を支援するツール「EMドック」を製品化。顧客への提案を開始したと発表した。こうしたツールの製品化は業界初だという。
同商品は、“Enchanted in 1minute(1分で魅了する)”をコンセプトに、通常の建物・設備点検では行なわれない分析調査を実施し、調査結果を分かりやすく1枚のシートにまとめる。現状の省エネ性能を診断することで、BELS認証のレベルを判断し、適切な提案・支援につなげていく。
また、顧客に建物の管理運営上の課題を把握してもらうことで、ビルの安全性や建物資産価値を向上させるための施策提案が可能になるとしている。
同社は管理会社として建物に携わっていることから、その経験を生かし、EMドックの結果に応じて、BELS認証の資料作成や手続きをワンストップで提供していく。
