東急不動産(株)は1日、大阪府堺市が募集する堺東エリア市街地整備に向けた民間アドバイザーに選定され、「(仮称)堺東エリア市街地整備計画」の検討における助言および提案に関する協定書を締結したと発表。
堺市は、「堺都心未来創造ビジョン」に示す堺東エリアの将来像実現に向けて、都市機能の集積やウォーカブルな空間形成に資する市街地整備の方向性や具体的な事業計画、ロードマップ等を示す「(仮称)堺東エリア市街地整備計画」を作成する予定。同計画の作成に向けて、エリア内の個別地区の整備の方向性や、新たに導入する機能のイメージを明確にするべく、豊富な開発実績を有する民間事業者をアドバイザーとして公募した。
東急不動産を代表事業者とする共同事業体は、清水建設(株)、(株)日建設計を構成員とし、2023年10月31日に堺市と協定締結式を執り行なった。多彩な都市開発を行なってきた3社の強みを生かし、継続的な商店街の活性化やエリア周辺への経済波及効果を促すエリアブランディングを提案。さらに、専門的知見の高い協力事業者との共創により、堺東エリアならではのまちづくりを加速させる実現性の高い計画を目指していく。