大和ライフネクスト(株)と(株)理経は21日、2社で共同開発したマンション居住者向けサービス「VR消防訓練」の一部コンテンツについて、2023年11月12日より神戸市への提供を開始したと発表。
「VR消防訓練」は、大和ライフネクストが展開するマンション向け防災サービスブランド「manbow(マンボウ)」の一環。同社が有する管理組合活動における課題解決の知見と、理経が持つVRコンテンツ生成技術を組み合わせ開発した。
今回、神戸市に提供するのは「避難編基礎」と「ベランダ避難編」の2つ。「避難編基礎」では、実際に火災現場にいるかのようなリアリティのあるVR映像を通じて、適切に避難するためのポイントを説明するもの。「ベランダ避難編」では、隣の部屋にベランダ側から避難する際に使用する「隔て板」、下の階への避難に用いる「避難ハッチ」等のマンション特有の防災設備の使用方法について解説している。
今後は、市民防災総合センターにおける体験コンテンツとして、また、神戸市消防局や教育機関における防災関連イベントでの活用等も予定している。