(株)日本エスコンは4日、新会社「(株)エスコンスポーツ&エンターテインメント」の設立を発表した。
(株)ファイターズ スポーツ&エンターテインメント(FSE)、(株)ディー・エヌ・エー(DeNA)との共同出資による会社。スポーツを含むエンターテインメントに特化した不動産開発や、国内スタジアム・アリーナを核としたまちづくりプロジェクトへの事業参画・サポートを手掛けていく。
日本エスコンはFSEの事業パートナーとして北海道北広島市において球場(エスコンフィールドHOKKAIDO)を核としたまちづくりを推進。これまでに開発エリア内で新築分譲マンションやシニアレジデンス、ホテルの開発を行なってきた。DeNAは複数のスポーツチームを保有しており、スポーツ・エンターテインメントを軸にインターネットやAIを生かし、QOLを高める新しい都市づくりを推進している。
新会社では、日本エスコンの持つ不動産開発ノウハウやFSEのボールパークに関する知見や運用ノウハウ、DeNAのスポーツを核としたまちづくりへの取り組み実績とインターネット・AIに関するノウハウを組み合わせることで、新しいまちづくりを目指す。
新会社は資本金1億円。出資比率は日本エスコンが51%、FSE34%、DeNA15%。本社は東京都港区に置き、代表取締役社長には日本エスコン執行役員北海道支店長の加藤嘉朗氏が就任した。なお、日本エスコン代表取締役社長の伊藤貴俊氏が取締役会長を務める。