不動産ニュース / 開発・分譲

2023/12/19

“気候テック”特化のイノベーション拠点/三菱地所

拠点内のイメージ

 三菱地所(株)は18日、“気候テック”に特化したイノベーション拠点「(仮称)Japan Climate Tech Lab」(東京都千代田区)の開設を発表した。開業は、2024年の秋。

 気候テックとは、気候変動や地球温暖化、その主要因である温室効果ガス対策に焦点を当てた技術の呼称。対象領域は不動産、エネルギー、モビリティ等多岐にわたる。同拠点は、気候変動に向き合うプレイヤーや、最先端の気候テックを集積し、分野や企業の枠を超えたシナジーを創出する場として開設する。

 東京メトロ東西線「大手町」駅直結の 「新大手町ビル」内に開設。面積は約1,800平方メートル。交流を促すラウンジやカフェ、キッチン等で構成。有識者によるセミナー等を実施するイベントスペースの他、活動拠点となるサービスオフィス(41室・定員2~40人)も備える予定。気候テックに取り組むスタートアップの成長支援や、気候変動とその対策に関するリカレントプログラムの実施等、ソフトサービスも展開する。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。