不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/12

大京、首都圏で21年ぶり最上位ブランドマンション

「リジェ代々木上原テラス」完成予想図

 (株)大京は11日、分譲マンション「リジェ代々木上原テラス」(東京都渋谷区、総戸数12戸)のモデルルームを報道陣に公開した。同社の分譲マンションで最上位ブランドとなる「リジェ」としては、首都圏で21年ぶりの供給。同日ホームページをオープンしエントリー受付を開始したが、既存顧客へのクローズド販売ですでに10戸が成約済み。最高価格は、同社が1991年から販売してきた自社ブランドマンションで、最高額となるという。

 同物件は、小田急小田原線・東京メトロ千代田線「代々木上原」駅徒歩5分に立地。建設地は個人宅跡地。都内を代表する邸宅地の一つである「西原」アドレスで、かつて徳川家が所有していた標高40mの高台(徳川山)。戦後、西武グループにより宅地化された。高さ10m規制の第一種低層住居専用地域で、条例により最低敷地面積200平方メートルと定められ、住環境が維持されている。東西が長辺となるL字型で、西側隣地より約8m高く、北側は隣接する邸宅の樹木が連なる。

 建物は、鉄筋コンクリート造地上3階地下2階建て。ZEH-M Oriented仕様で、BELSによる第三者認証を取得済み。住戸は、2LDK・3LDK、専有面積約85~214平方メートル。平均専有面積は141平方メートル。12戸すべての間取りが異なり、さらにオーダーメイド対応。竣工予定は、2025年3月。

 天井高2,650mm、廊下幅1,100mm、サッシ高さ2,180mm、バルコニー奥行き2,300mmなど基本スペックが高く、ディスポーザー、海外製食洗器、LDタイル張り(突板フローリングの選択も可能)、タイル張り浴室、ミストサウナ、全室ビルトインエアコン、住戸専用宅配ボックスなどが標準。内廊下とエレベーターは、同フロア居住者以外の侵入を防ぐセキュリティが掛かる。また、駐車場は地下に設け住戸数の1.5倍(18台)を用意し、うち8台がEV対応。

 23年9月からクローズドでの分譲を開始。販売価格は非開示だが、最も小さい85平方メートルの住戸のみ2億円台。企業経営者など中心に反響を集め、10戸を販売した。当初は全てクローズドでの販売も検討されたが、首都圏での「リジェ」ブランド訴求を目的に、2戸を2月より一般販売することにした。販売されるのは、2階の専有面積177平方メートル(2LDK)と、3階の214平方メートル(3LDK)。

 「リジェ」は低層邸宅地立地、平均専有面積100平方メートル以上などを原則とする同社マンションの最上位ブランド。現時点で首都圏での新たな開発計画はないが、今後も首都圏での事業機会を狙い、用地仕入れに注力する。

建物模型。手前が西側。隣地よりも8m高台にあるため、1階住戸でも眺望が抜ける
モデルルーム

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