(公財)東日本不動産流通機構は12日、2023年12月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,941件(前年同月比3.7%増)と、7ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都は1,634件(同3.5%増)と7ヵ月連続、千葉県は335件(同8.4%増)と2ヵ月連続で増加。埼玉県は323件(同1.3%増)、神奈川県も649件(同3.2%増)と、いずれも前年同月を上回った。
1平方メートル当たりの成約単価は74万8,200円(同7.0%上昇)と、20年5月から44ヵ月連続の上昇。1件当たりの成約価格は4,784万円(同9.4%上昇)と43ヵ月連続の上昇。平均専有面積は63.94平方メートル(同2.3%上昇)となった。
新規登録件数は1万4,744件(同1.2%増)と12ヵ月連続で前年同月を上回った。在庫件数は4万6,528件(同11.7%増)と23ヵ月連続の増加。
一方、既存戸建ての成約件数は1,082件(同4.4%増)。成約価格は3,926万円(同1.4%上昇)と4ヵ月連続で前年同月を上回った。