不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/1/18

東京23区、24年末オフィスストックは1,313万坪

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は17日、2024年末時点での東京23区および大阪市の規模別・築年数別のオフィスストック量分析「オフィスピラミッド2024」を発表。1946年以降に竣工もしくはこれから竣工予定で、主な用途が事務所の延床面積300坪以上のビルを対象に、築年ごとのオフィス賃貸面積・棟数を規模別にまとめている。

 24年末時点の東京23区のオフィスストック予測は、賃貸面積ベースで1,313万坪。うち中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が604万坪で全体の46%、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が709万坪で全体の54%を占める。棟数ベースでは9,410棟、うち中小規模が8,644棟と全体の92%を占め、大規模ビルは766棟。
 ストック全体の平均築年数は34.0年。規模別では、中小規模ビルが34.8年、大規模ビルが25.5年と、中小規模ビルにおいて特にストックの高経年化がうかがえる。中小規模ビルは築20年以上が502万坪あり、中小規模ビル全体の83%を占めた。

 都心5区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区)のオフィスストックは、賃貸面積ベースで981万坪と、東京23区全体の75%を占めた。棟数ベースでは、ストック全体の73%を占めている。

 大阪市のオフィスストック予測は、賃貸面積ベースで297万坪。うち中小規模ビルが142万坪、大規模ビルが155万坪と、大規模ビルがやや多い。平均築年数は35.3年。規模別では、中小規模ビルが35.9年、大規模ビルが30.9年となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。