不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/18

HARUMI FLAG内にシェア型賃貸/リビタ

24時間利用可能な入居者専用のシェアラウンジ
シェアキッチンには調理器具や食器を用意。調味料などを入れる114人分の収納スペースもある

 (株)リビタは18日、シェア型賃貸住宅「シェアプレイス HARUMI FLAG」(東京都中央区、個室型:58戸、ユニット型:13戸(56室)、計114室)の竣工に伴い、プレス向け内覧会を開催した。

 都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅まで徒歩16分。延床面積3,510.07平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階地下1階建て。HARUMI FLAG賃貸街区のD棟・7~9階部分。

 居室は、「個室型」と「ユニット型」の2タイプ。
 個室型の専有面積は、25.16~28.46平方メートル。シャワーブース、独立洗面台、無料インターネット、クローゼット、エアコンなどを備えており、賃料は11万4,000~12万6,000円(共益費1万円)の予定。
 ユニット型は、従来の単一企業の従業員が住む寮・社宅ではなく、「共創型社宅」という位置付け。居室内に4~5室の個室を設け、企業の社員が「借り上げ社宅」として入居する。専有面積は74.63~92.09平方メートル。シャワーブース2台、独立洗面台2台、無料インターネット、洗濯機、キッチンを共用部に備え、各個室内には冷蔵庫やデスク&チェア、脚付きマットレスなどの家具・家電を用意する。賃料は32万~40万円(共益費4万~5万円)の予定。

 プライベートを確保した居室のほか、24時間利用可能な入居者専用のシェアラウンジ、シェアキッチン、シアタールームを用意。HARUMI FLAG賃貸街区にある大浴場、ワークスペース、フィットネスルーム(これらは無料)、ミーティングルーム、イベントスペース、パーティルーム(これらは有料)も利用できる。
 フィットネスルーム・大浴場では、運動習慣やセルフメンテナンスという視点で社員の肉体的健康をサポート。シェアラウンジ・シアタールームなどの共用スペースにおいては、入居者同士の日常的なコミュニケーションを促し、社会的・精神的健康を支える。

 「“フラグ(きっかけ)”に溢れる毎日を」というコンセプトを体現するため、「ウェルカムパーティ」や新たな交流のきっかけ・発見につながるイベントなどを企画・開催。サークル活動の支援制度や、コミュニティを盛り上げるオンラインコミュニケーションツールも導入する。
 オープニングを盛り上げる企画として「エディター企画制度」も立ち上げた。物件内での出来事を定期的に発信したり、サークル活動の立ち上げ、イベントの企画・運営を行なうことが職務。6名が採用され、3月8日~7月7日の約4ヵ月間、シェア暮らしの魅力を創出・発信していく。

 法人向けの入居受け付けは2023年10月13日から、個人向けは同年11月17日から開始している。入居希望者は、20歳代後半が約4割、30歳代前半が約3割を占めており、全体の約4割がシェアハウス居住の経験者だという。
 入居開始は3月の予定。

個室型の居室にはシャワーブースや独立洗面台などを備えている
ユニット型は4~5人の入居が可能

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