不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/22

セキスイハイム、松本で防災性高めた分譲住宅

「ユナイテッドハイムパーク松本市村井」のまち並み

 セキスイハイム信越(株)は22日、「ユナイテッドハイムパーク松本市村井」(長野県松本市、全12区画)の分譲住宅5棟の販売を、25日より開始すると発表した。

 JR篠ノ井線「村井」駅徒歩9~10分に立地。開発面積は2,934.73平方メートル。スマート&レジリエンスのまちづくりをブランド化した「ユナイテッドハイムパーク」として、信越エリア初のプロジェクト。建築条件付土地については、2023年5月に第1期7区画を販売、契約完売しており、最終分譲となる分譲住宅5棟を販売する。

 各区画の建物配置や駐車スペースの位置をはじめ、外構や植栽のルールを「まちなみデザインガイドライン」で策定。区画ごとにシンボルツリーとサブツリー、低木や地被類を適所に配置し、連続した緑の風景をつくり出す。

 住戸は太陽光発電(4kW以上推奨)、蓄電池(4kWh以上)、HEMS「スマートハイムナビ」を採用した全戸ZEH仕様。換気・空調・粉塵浄化の3つの機能を有する第一種換気・全室空調システムも標準搭載し、在宅時の快適性や空気環境に配慮する。

 災害対策として、全区画に雨水の流出を抑える雨水貯留・浸透槽を採用。屋根に降った雨水を地下に一時貯留・浸透させることで下水管への雨水排水量を抑制し、台風や集中豪雨時の内水氾濫抑制を図る。停電時でも電気が使える蓄電池も採用。スマートフォンの充電、冷蔵庫の電源などを確保することで、災害時の在宅避難を可能とする。

 また、窓施解錠開閉見守りシステムを全戸に設置。センサーを設置した窓の施錠状態をHEMSモニターで確認することができるほか、外出中に窓が開いたときにはスマートフォンへ通知される。

 販売区画面積は159.09~160.62平方メートル、建物面積は93.11~100.33平方メートル。販売価格は4,280万~4,400万円。

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