三菱地所レジデンス（株）と三菱地所コミュニティ（株）は、東京都中央区晴海地区のタワーマンション2物件、合計1,700戸超を対象とした合同防災訓練を21日に開催したと発表した。
「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」（総戸数883戸）と、「ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス」（同861戸）の防災会・管理組合・自治会と共同で行なったもの。昨今の災害の頻発化などを背景に、マンション内外の「地域のつながり」が重要になるとして、23年から実施している。
訓練では、発災直後から被災生活まで想定し、安否確認等のほか防災倉庫に備えている浄水装置や布担架、非常用トイレなどを実際に使用。被災地で困ったという声が多いトイレに関するワークショップや、マンションの地下から屋上まで約10ヵ所の防災設備見学などのプログラムを実施した。
