不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/25

茨城で危険品保管可の倉庫を起工/プロロジス

「プロロジスパーク古河6」完成予想図

 プロロジスは24日、物流施設「プロロジスパーク古河6」(茨城県古河市)の起工式を開催した。

 同社がマルチパーパス型ロジスティクスパークとして開発を進める「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地(約17万7,000平方メートル)内に開発する。圏央道「五霞」IC・「境古河」ICまで約10分、「北利根工業団地」内に立地。敷地面積約2万1,000平方メートル。鉄骨造地上1階建て、延床面積約8,900平方メートル。

 法律で危険品と指定されている物品を保管する施設「HAZMAT倉庫」8棟で構成する。安全な保管場所の需要が急増しているリチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類などの保管にも対応が可能。奥行5mの庇を備え、雨天時の荷降ろし作業もスムーズに行なえる。エリア内のマルチテナント型物流施設と併用することで、倉庫管理主任者の設置が1ヵ所で済むため、人件費の削減ができる。

 竣工は2024年12月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。