不動産ニュース / 開発・分譲

2024/2/8

東急の賃貸ブランド、3つの環境認証を標準仕様に

 東急(株)は7日、賃貸住宅ブランド「STYLIO(スタイリオ)」の新規開発物件について、3つの環境認証取得を標準仕様にすると発表した。

 同社は、脱炭素・循環型社会の実現に向けて「環境ビジョン2030」を策定。30年までにCO2排出量を19年度比で46.2%削減、再生可能エネルギー比率50%、50年までにCO2排出量実質ゼロ・再エネ比率100%を掲げている。
 賃貸住宅事業においても環境への配慮を推進するため、24年2月以降に着工する「STYLIO」について、竣工前の「ZEH-M Oriented」、竣工後の「DBJ Green Building認証」、「CASBEE不動産」の3つの環境認証取得を標準仕様とし、開発を行なっていく。

 第1弾として、24年2月に「(仮称)川崎市中原区新丸子町マンション計画」(川崎市中原区、総戸数41戸)を着工する予定。東急東横線「新丸子」駅徒歩2分。竣工は25年12月の予定。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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