不動産ニュース / 開発・分譲

2024/2/14

渋谷に環境配慮型不動産/東急建設

「(仮称)宇田川町42計画」完成イメージ

 東急建設(株)は13日、賃貸不動産ブランド「TQ(ティーキュー)」の開発計画「(仮称)宇田川町42計画」(東京都渋谷区)に着手したことを発表した。京都の賃貸マンション開発に続く新築計画第2弾。

 東急田園都市線他「渋谷」駅徒歩7分に立地。鉄筋コンクリート造+木造地上4階建て。延床面積1,277.28平方メートル。社有地の有効活用として、1階を店舗、2~4階をオフィスとする賃貸ビルを開発する。

 同ビルは、省エネ、ウェルネス、木材活用の視点で環境配慮への取り組みに力を入れており、BELSで「ZEB Ready評価」の取得を予定するほか、「DBJ Green Building認証」、「CASBEE ウェルネスオフィス評価認証」の認証も取得する予定。ゼネコン初となる自社開発計画でのSGEC/PEFCプロジェクト認証取得(森林認証を受けた森林から供給される木材の採用)も予定している。また、一部の構造材等に木材を採用し、美観向上や木材由来の癒やし効果に加え、二酸化炭素の排出量を低減する。

 竣工は2025年春の予定。

この記事の用語

ZEB

消費する一次エネルギーが実質的にゼロである建物。英語のNet Zero Energy Building(ネット ゼロ エネルギー ビルディング)の略語である。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。