不動産ニュース / 開発・分譲

2024/2/14

岡山初・県内最大級の「プラウド」/野村不他

「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の全体完成予想図。左の建物が住宅棟「プラウドタワー岡山」

 野村不動産(株)は14日、JR西日本不動産開発(株)と共に参加組合員として進めている「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の住宅棟「プラウドタワー岡山」(岡山市北区、総戸数422戸、うち分譲戸数367戸)の概要を発表した。

 野村不の新築分譲マンション「プラウド」シリーズでの岡山県初供給で、同県内では最大級のマンションとなる。JR「岡山」駅まで徒歩3分。敷地面積は3,249.22平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造地上31階地下2階建て。免震構造を採用。専有面積は44.92~193.87平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。販売開始は7月下旬の予定。

 エントランスホールは天井高約7.5mの2層吹き抜けの大空間とする計画。ホテルライクな内廊下設計や、各階ゴミ置き場、車寄せなどに加え、共用施設としてスカイラウンジやスタディスペース、ゴルフレンジなどを用意する。

 29~31階の上層住戸はプレミアム住戸として有償オーダーメードに対応し、ユーザーが求めるプランニングを提供する。また、リビングダイニングへの天井カセット型エアコンの標準採用やリビング天井高3mなどハイグレードな設備仕様を導入する。一般住戸においてもスケルトンインフィルを採用し、ライフステージ変化や家族の成長などに合わせた間取り可変をしやすい住戸を設定するなど、多様な顧客ニーズを吸収する。

 建物は長期優良住宅認定を取得する予定で、断熱性能はZEH基準をさらに上回るUA値0.16~0.47となる。マンション全体で使用するエネルギーについても、実質再生可能エネルギー由来の電気を一括受電するなど環境負荷の低減も図る。

 同再開発事業は、岡山県の玄関口として「岡山」駅前の都市機能の再整備を行なうもの。「OKAYAMA GATE PLACE」をコンセプトとして、同物件とホテル棟・駐車場棟に加え広場スペースも整備。新たな都市型複合施設を創出することで、周辺の既存施設と一体となって新たなにぎわいを生み出していく。

2層吹き抜けで開放感を演出したエントランスホール

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