プロロジスは14日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」(岩手県胆沢郡)を開発すると発表した。岩手県内では2023年11月竣工の「プロロジスパーク盛岡」に続く2件目のマルチテナント型物流施設となる。
開発地は敷地面積約7万8,500平方メートル。東北自動車道「北上金ヶ崎IC」に隣接する。また、JR東北本線「金ケ崎」駅徒歩約10分に立地する。
建物は延床面積約5万5,000平方メートル、鉄骨造地上2階建て。保管効率に優れたメゾネット型として1・2階を縦に利用できる施設とし、荷物用エレベーターの設置により迅速な荷捌きを可能とする。1棟最大の賃貸面積は約5万2,000平方メートル、最小面積は約5,000平方メートルからで、最大6企業が入居できる。
周辺10km圏内には3つの工業団地があり、半導体メーカーや日用雑貨メーカー、自動車メーカー等が立地。生産工場から東北地方広域への配送の他、サプライヤーの門前倉庫としての需要も見込んでいる。
着工は24年6月、竣工は26年1月の予定。