不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/2/21

売買物件探し、問い合わせが多い「設備」は駐車場

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は21日、「不動産のプロが選ぶ!『2023年下半期 問合せが多かった設備~購入編~』ランキング」を発表した。2023年7~12月にマンション・一戸建てを検討する顧客を担当した全国のアットホーム加盟店を対象として、インターネットによるアンケート調査を実施。調査期間は24年1月16~23日。マンション編は313店、戸建て編は419店から回答を得た。

 「2023年下半期 問合せが多かった設備~購入編~」は、マンションは「駐車場(近隣含む)」が42.8%で1位(前期比2.0ポイント上昇)。「敷地内駐車場に空きがなかったため、空きが出るまでの間、近隣の駐車場を確保した」といったコメントも多く寄せられた。2位は「オートロック」(34.2%、同2.6ポイント上昇)、3位「エレベーター」(33.9%、同2.1ポイント上昇)と、トップ3はすべて前期に比べて2ポイント以上上昇している。その他、「築年数が多少古くても駅が近い物件を希望されるお客さまが多い」といったコメントもあった。

 戸建ても、1位は「駐車場(近隣含む)」(49.4%、同2.6ポイント低下)で、「ガレージ付き・庭付き一戸建てを希望する若年層のお客さまが増えた」「車が何台駐車できるかを気にするお客さまが多い」といった声が挙がっている。2位は「システムキッチン」(22.4%、同2.8ポイント低下)、3位は「トイレ2ヵ所以上」(22.2%、同3.0%低下)。他にも、「マンションだと3LDKが多いため、4LDK以上の物件を探す方が戸建てを検索しているように感じた」「エリアのハザードマップを気にする人が増えた」などのコメントが寄せられた。

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ハザードマップ

自然災害による被害予測および避難情報を表示した地図をいう。 災害の種類に応じて、洪水、津波、火山、土砂災害などのハザードマップが作成・公表されている。

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