不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/2/21

三大都市圏既存M価格、全面下落も都心部は上昇

 (株)東京カンテイは21日、2024年1月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏の平均価格は4,675万円(前月比0.2%下落)と小幅ながら4ヵ月連続で下落。都県別では、東京都が6,418万円(同0.4%上昇)、神奈川県3,608万円(同0.4%下落)、埼玉県2,965万円(同0.2%下落)、千葉県2,732万円(同0.8%上昇)。東京が3ヵ月ぶりに上昇し、千葉県は2ヵ月連続で上昇したものの、神奈川・埼玉は下落が4ヵ月続いた。前年同月と比較しても、東京都以外の3県で下落となった。

 近畿圏は平均2,846万円(同0.9%下落)となった。価格水準の高い大阪府の事例シェアが低下したことで、23年11月の水準も下回った。大阪府は3,049万円(同0.8%上昇)、兵庫県は2,482万円(同2.0%下落)となった。大阪府は9ヵ月ぶりの上昇。

 中部圏は2,232万円(同1.1%下落)で、2ヵ月ぶりに下落した。愛知県は2,372万円(同1.2%下落)となった。

 ほぼ全面下落の様相となったが、各エリアの都心部(東京23区、大阪中心6区、名古屋中心3区)に関してはいずれも上昇した。名古屋中心3区以外は前年同月も上回っており、特に東京23区のうち都心6区に限ると平均1億1,138万円(同1.3%上昇)と12ヵ月連続で上昇し、前年同月との比較では11.8%の上昇となった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。