国土交通省は7日、フランスのカンヌで12~15日に開催される世界最大級の不動産見本市「MIPIM(ミピム)2024」に参加すると発表した。日本への企業立地や投資の誘致、日本企業の海外展開の促進を図る目的。
「MIPIM」はフランスの展示会企画会社、RXフランス社主催で1990年から毎年開催されており、昨年は90の国と地域から約2万3,000人が参加した。
国交省は自治体、不動産会社、建設会社などとともにジャパンパビリオン(日本ブース)に出展。全14団体が映像などを用いて、日本の脱炭素社会に向けたGX(グリーン・トランスフォーメーション)の取り組みやデジタル化への対応、レジリエンス(困難に対応する力やその結果のこと)についてのあり方を発信するほか、ビジネス環境や都市開発プロジェクトをプレゼンテーションする。