住友林業(株)、(株)熊谷組、NTT都市開発(株)は28日、ベトナム・ビンズン省の分譲住宅開発に参画すると発表した。
日本企業3社と、現地大手不動産開発会社Kim Oanh Group(以下、「KOG」)との協業プロジェクト。約41haの敷地に、低層分譲住宅約1,200戸、高層分譲住宅約5,500戸を開発する。住友林業の100%子会社、熊谷組・NTT都市開発の100%子会社で設立するSKN GREEN DEVELOPMENT LTD.とKOGが共同出資する合弁会社が開発主体となる。総事業費は約1,400億円。
KOGとの不動産開発案件の組成は、住友林業が2件目、熊谷組・NTT都市開発は初。
開発地は、ホーチミン市中心部より北東に約25kmのビンズン省トゥアンアン市。同省は、工業団地の集積と多数の外資系企業の進出により発展し、ベトナム南部を代表する経済産業拠点となっている。
2025~34年にかけ、順次竣工、引き渡しを行なう予定。