不動産ニュース / 開発・分譲

2024/3/29

新宿御苑隣接のオフィスビルを竣工/住友不

「住友不動産新宿南口ビル」外観完成予想イメージ

 住友不動産(株)は29日、オフィスビル「住友不動産新宿南口ビル」(東京都渋谷区)が31日に竣工すると発表した。

 JR他「新宿」駅徒歩4分、東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅徒歩2分に立地。敷地面積2,631.10平方メートル。建物は、地上17階地下1階建て、延床面積2万3,874.00平方メートル。免震構造を採用している。

 総貸室数面積は1万3,760.17平方メートル。基準階面積は1,058.76平方メートルで、天井高3.0m、柱間7.2mと開放的な空間を確保。個別空調を1フロア当たり22ゾーン用意し、省エネルギーにも配慮した。また、3・4階にはイベントホールと貸会議室6室を設けた。

 BCP対策として、無停電時には2段階で対応。本電源と予備電源の2回線受電方式で、1本が断線してももう1本で送電を行なう。変電所からの送電が止まった場合は、敷地内の重油タンクに貯蔵した重油を利用して発電機を運転し、共用部の照明などに72時間電力を供給する。

 これらBCP対策と環境への配慮で、DBJ Green Building認証を取得予定。

 建物は新宿御苑に隣接。駅近くの利便性と緑を眼下に仕事ができる環境から、テナント契約は順調に進んでいるという。

この記事の用語

免震構造

大地震による揺れをできるだけ小さくして、心理的恐怖感や家具の転倒などによる災害を少なくするために、建物の基礎と土台の間に防振ゴム(積層ゴム)を挿入するなどの構造を免震構造という。マンションでの採用が多いが、一戸建て住宅に採用するケースも多い。

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