野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は17日、2024年2月期決算を発表した。
当期(23年9月1日~24年2月29日)は、営業収益393億7,500万円(前期比9.8%減)、営業利益151億7,200万円(同19.9%減)、経常利益129億5,800万円(同22.5%減)、当期純利益129億5,800万円(同22.6%減)。1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は3,414円(同12円増)となった。
期中、4物件を取得し、3物件を譲渡。期末のポートフォリオは291物件、取得価格合計は約1兆1,035億円となった。東京圏への投資比率は84.2%、総賃貸可能面積は約218万平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は98.9%(同変動なし)を維持している。
次期は、営業収益405億4,100万円、営業利益155億1,300万円、経常利益132億7,300万円、当期純利益132億7,200万円、1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)3,302円を見込む。