不動産ニュース / 仲介・管理

2024/4/24

NTTUD、ビル空調をAI制御し快適性と省エネを両立

 NTT都市開発(株)は22日、NTTコミュニケーションズ(株)、(株)NTTデータが提供する屋内環境予測AIを活用した空調最適制御サービスを保有するオフィスビル共用部に導入すると発表した。

 同サービスは、天候・室内温湿度・人流などのデータを用いてAIが室温の変化やビル滞在者の快適性を予測、先回りして空調制御を行なうことで、快適性と省エネルギーを両立させるもの。人の動きがある商業スペースや展示場、オフィスエントランスなどの共用空間に導入しやすいという。空調設備の入れ替え等は不要で、クラウド上での分析と制御指示を行なう仕組みを付加することで導入できる。

 2022年8月にNTT都市開発が保有する「アーバンネット名古屋ネクスタビル」(名古屋市東区)の共用部でフィールド実証を行なった結果、空調エネルギー使用量を約30%削減できたことから、同ビルを含む5つのビルへの導入を決定した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。