
JR西日本不動産開発(株)は17日、介護付有料老人ホーム「グランフォレスト登戸」(川崎市多摩区、総室数78室)を10日に着工したと発表した。
住友林業グループが施工・運営を受託した。施工はコーナン建設(株)、運営はスミリンフィルケア(株)。同施設はスミリンフィルケアが運営する18施設目の介護付き有料老人ホームで、既存施設「エスペランサ登戸」と近隣の「エスペランサ川崎」を統廃合した施設となる。
JR南武線「中野島」駅徒歩10分、同・小田急線「登戸」駅徒歩18分に立地。敷地面積1,497.76平方メートル。鉄筋コンクリート造地上5階建て、延床面積3,336.60平方メートル。居室面積は全室18.24平方メートル。
ベッドセンターから得られる情報を介護者がパソコンやスマートフォンで確認できるICT見守りシステムを導入。屋上には園芸を楽しめる植栽空間を設け、庭に出やすいよう動線を工夫する。植栽の種類や配置を考慮した外構を計画し、入居者が四季折々の自然を楽しめる庭を提供する。また、これまでの運営ノウハウや経験を生かした介護サービス・レクリエーションなども提供していく。
竣工は2025年秋の予定。